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京都精華大学 版画コースのブログです。 版画コースの授業やコース関係者の展覧会情報、様々なイベントをご紹介します。また、版画技法についても簡単な説明をしています。

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続編 ピンホールカメラ 出来上がりました

暑い日が続きますね…

さて今日は少し前にご紹介した1回生ピンホールカメラの授業

カメラをデザインする!の続編をお届けします

大学内の色んな場所でピンホールカメラを持った版画コース1回生に遭遇

各々選んだ場所でカメラを構えます

中にはこんなにかわいいカメラも!!

タコ型カメラ 9機

表情もかわいらしい

そして、ピンホールカメラの授業で重要な作業

暗室作業!

北野先生が慎重に量っているものは…

ピンホールカメラで撮影した印画紙を現像するのに必要な薬品

現像液 印画紙に像を浮かび上がらせる液

停止液 現像における化学変化を止めるための処理

定着液 光によってそれ以上変化がおきないようにさせる液

3種類の薬品を使って現像作業をします

赤い照明の中での暗室作業

赤い照明はセーフライトといって印画紙が反応しないように特定の波長をカットしたライトです

よくドラマや映画などでみかける光景ですよね?

現像液のなかにピンホールカメラで撮影した印画紙をいれると…

ジワーッと像が浮かび上がってきました

これぞ暗室作業の醍醐味

明るい部屋でプリントしたての印画紙を手に

光が当ったところが反応するので空が黒くなっていますね

さて、プリントした写真とカメラはコンセプトをもとに展示までが課題です

鉛筆型のこちらのカメラで撮影されたものは鉛筆型ブックにまとめられていました!

複雑な形のカメラ!

どのような写真が撮れるかというと…

このような仕上がりです!

露光時間を少しずつ変えて変化がわかる仕組み

この他にもたくさんのこだわりカメラが出来上がりました!

対峰館2Fエレベーター前に展示中です

在学生の皆さん ぜひみてくださいね!