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京都精華大学 版画コースのブログです。 版画コースの授業やコース関係者の展覧会情報、様々なイベントをご紹介します。また、版画技法についても簡単な説明をしています。

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『写真』カテゴリーの投稿一覧

2020年度が始まりました!

こんにちは!2020年度が始まりました。

新型コロナウイルスの影響により、精華大学では前期は全て遠隔授業になりました。

学生の皆さんに会えない日が続くのはとても寂しいです。

版画専攻では4月20日より、LINEやYouTubeなどを用いた授業が始まりました。

2年生の造形基礎1の授業の様子を紹介します◯

シルクスクリーンの授業では、

刷りの手順や、参考作品の動画を見てもらって自宅で制作です。

学生の皆さんが家でシルクを刷れるよう、

先生が紗枠やインクのセット一式を送ってくださいました。

製版と刷りのデモンストレーション!

池垣先生のドローイングを、二色に分解して刷る工程です~

元の絵は、こんなかんじです!

今回はカッティング法で製版しました。

まずは、一版目!

今回は、通常のチューブの絵具にハーフトーンベースというメディウムを混ぜて刷ります。

次に二版目のオレンジです。

インクを重ねること、紙の地の色を見せることで

二色しか使っていないのに表情のある画面になります。

次は、写真の授業です。

先日の授業では、今後の課題説明やカメラの種類を紹介をしていただきました!

フィルムカメラで モノクロ、カラーの写真を撮るのが今回の課題。

学生の皆さんに、モノクロのフィルムとカメラを送り、撮影してもらいます。

最終的には撮影した写真から一冊のフォトブックを作ります◯

写真の歴史も、オンラインレクチャー。

気になったところを後で見返せるのはいいですね!

工房で制作できるようになる日が待ち遠しいです。

今後も少しづつ、授業の様子をお伝えしていきますので

よろしくお願いします!

【展覧会のお知らせ】

非常勤講師、澤田華先生の展示です。

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showcase #7 curated by minoru shimizu

“PHOTO & SCAN”

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2018/5/11(金)〜6/10(日)会期中,金土日開廊

12:00〜18:00 opening reception 5/11(金)18:00〜20:00

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【出品者】澤田 華 滝沢 広

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eN arts

京都市東山区祇園町北側 円山公園内 八坂神社北側

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金曜日のアシスタント、西村涼さんの個展です。

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Ryo Nishimura Solo Exhibition - Moments -

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5月15日(火)〜6月14日(木) 月曜日は休廊

12:00〜18:00

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TAKU SOMETANI GALLERY

東京都中央区日本橋馬喰町2-4-1 Bakurocactus 4F

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お時間ありましたら是非!

展覧会のお知らせ

皆さんこんにちは!

寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

こちらは来週から始まる卒業制作展の準備作業が大詰め!!です。

今年は学内での展示です。たくさんの方に作品をみていただければうれしいですね!


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展示に向けて頑張っているのは、4回生とM2生だけではありません!

先日のブログでも紹介しましたが、ゼミ展に向けて頑張っている3回生も多数!!

早速ご紹介します。

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版画コース写真ゼミ3回生による展覧会です。

京都精華大学 版画専攻3回生写真ゼミ(大菅聡子 中村香林 肥後亮祐)

『浮遊園地』

2018年2月17日(土)〜2月24日(土)

12:00-18:00

the SITE 4階

京都市左京区田中東春菜町30番地3

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ぜひお越しください♪

二回生【写真技法1】授業の様子

こんにちは!

もう五月ですね。汗ばむほどの気候となってきましたねー。晴れの日が続き、とても良い季節なのですが

のんびりしている暇もなく(?)版画コースの学生は今日も制作に励んでおります。

今日は二回生の写真基礎の授業の様子をお伝えしたいと思います。

まずはフィルムカメラの撮影から暗室を使った現像・プリント作業まで、写真表現の基礎を学びます。

フィルムカメラの使用法のレクチャーを受け、早速撮影へ出かけます!

↑被写体を見つけてはシャッターを切る!被写体となるモチーフも大切ですが、それをどう写すのかという

ところも非常に重要ですね。

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澤田先生から実際に使うビーカーなどを用いて薬品の作り方を教えてもらっているところ。

後で確認できるように数値もしっかりメモしています!

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撮影したフィルムはリールという道具に巻きつけて薬品と共にタンクに入れます。

この巻きつけ作業は※!完全暗室!※で行わなければいけないのですが、手元が見えないとかなり難しいため

まずは明るい部屋で練習。手元が見える状態でも難しい!ということで栗棟先生にコツを伝授してもらっています。

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↑現像液、停止液、定着液の順番でタンクに薬品を入れていきます。注意深く時間を計りながらの作業です。

北野先生がそっとアシストしてくださっています。

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↑水洗したフィルムを乾燥機に吊るしていきます。

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こちらでは現像したフィルムを「引き伸ばし機」を用いて印画紙に焼き付け、コンタクトプリントを作成するところ。

フィルム全体を印画紙に原寸大で焼き付けることで撮影内容を確認することができます。

暗室作業中は、このようにセーフライト(赤いランプ)が煌々としています。

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↑現像が終わり、水洗したコンタクトプリントを回収しているところ。

↑こうしてコンタクトプリントができました。フィルムでは分からなかった細部が確認できますね。

すばやく並べて乾燥させます。

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このように、時間をかけて写真作品を生み出します!!!

今日の写真ゼミ

月曜日は3回生写真ゼミの日。

授業にお邪魔すると、今日はブローニー判カメラについての説明中でした✐✐✐✐

版画コースでは、2回生の授業で35mmフィルムカメラの扱い方や現像について勉強しますが、

ゼミ生が説明を受けていたブローニー判とは、フィルムのサイズもカメラ本体のサイズも大きなもの。

写真の画質がとても綺麗なので、プロカメラマンに愛用者が多くいるそうです。

北野先生からカメラの扱い方について説明を受けています。

続いてフィルムの巻き取り方について。

撮影が終わったあとは、現像工程に入ります。その為にフィルムを金具に巻き取る作業があるのですが

それがこちら。

真ん中の黒い部分がフィルムです。

◯◯◯

普段学生たちが使用しているのは、これ。

ステンレスでできています。右側のリールにフィルムを中心から溝に合わせて丁寧に巻いていきます。

明るい場所で作業するとフィルムが感光してしまうので、真っ暗な部屋での作業になります。

慣れていないとフィルムが曲がって折り目がついてしまったり、、中々難しい工程です。

が、今日北野先生が学生に説明されていたものが、先ほどの写真のこれ。

内側から巻くのではなく、外側の溝にフィルムを挟んで、

あとは、上部の円を回すと金具がフィルムを巻いていってくれます。

30秒でできてしまいました。なんて簡単!

外国ではほとんどこのタイプだそうです。

☺︎☺︎☺︎☺︎

私の学生時代にもあったら、あの巻き取りに失敗した沢山のフィルムが現像できたなあ、、、と思いながら

授業をあとにしました。

(コイデ)

大きな三脚!!

こんにちは☁︎☁︎

精華大学の夜はすっかり冷え込んできました。

今日は3回生の写真ゼミの様子お届けします!

3回生の写真ゼミは今、様々なカメラや機材の使い方を学んでいます!!

今日のスタジオでは、こんな光景が、、

床に黒いバック紙をひろげて、、、

その上に、こんな大きな三脚を設置!!

カメラを取り付けて、撮影。

これだけ高いところから撮影できると大型の作品でも歪まずに真正面から撮影することができます!!

上からみたところ。だいぶと高いので脚立から落ちないようにきをつけながらの撮影です。

これだけ上から撮影できると、いろいろな写真が撮れそうですね!

また、他のゼミの様子もお伝えしますー!

ピンホールカメラの撮影

先日お伝えした1回生ピンホールカメラの授業 それぞれのカメラがいよいよ出来上がり、撮影&現像の工程に入っています

今年の一回生が制作したカメラは、どんなものがあるのでしょう?

あれ?電話かけてる、、

これもカメラ!!黒いテープを剥がすと小さな穴が空いていて、そこから入りこんだ光がカメラ内部の印画紙に映像を焼き付けます。

天気が良い日は撮影のチャンス!!近づいてみると、、、

タバコ型カメラ!!

こちらはポスト型カメラ〠〠〠〠〠〠

こちらは紙パック牛乳型カメラ。文字の部分は、なんと刺繍されています!!細かい仕事♕♕

撮影の後は、暗室に入って現像。

うまく撮影できたのでしょうか??

成功◯◯

デジタル機器が当たり前の今だからこそ、全てのものを試行錯誤しながら自分で作る。

手仕事の大切さや、喜びを少しでも知ってもらいたいと思っています。

この授業では毎年様々な魅力を持ったカメラ&写真が生み出されていますが、今年は一見カメラに見えない形や色のものが多いことが特徴的だなと思いました

来年の一回生がまた違った魅力あるものを作ってくれるかと今から楽しみにしていますーー


カメラのデザインの授業

先日から1回生では、新しい授業が始まりました

「ピンホールカメラ」の授業です。

☝☝ピンホールカメラとは☝☝

レンズの代わりに針穴(ピンホール)からの光を取り込み写真を撮るカメラ

カメラの名前の由来ともなるカメラオブスクラの原理を利用して、針穴(ピンホール)から入ってきた光を印画紙に焼き付けます

この授業では、カメラの構造を理解し、カメラのデザイン、カメラの制作、撮影、現像を行います

今年の1回生はどんなカメラを制作するのでしょうか??

石の形!!

家のような、、

足がついている!!


どんな写真がとれるのでしょうか?楽しみです!!

続きはまたお伝えしまーす◯◯

合評 多種多様 1

立春も過ぎたというのにまだまだ寒い日が続きますね。。

今日お届けするのは合評の様子

美術大学で合評と言う言葉はよく聞きますが、美術大学以外ではなかなか聞かない言葉だとか、、

版画コースでは各学年、様々な授業があります

合評の様子も各授業ごとに発表方法や形式も様々です

☞☞☞

まずは、3回生の選択授業  紙造形

机を囲んでの和気あいあいとした合評です

各自が制作をした紙を手に、制作過程や、コンセプトについて話していました。

紙に触れながら合評をしているところが印象的です

確かに触ってみたくなりますね!

☞☞☞

こちらは2回生の選択授業 写真基礎

この授業では、フィルムカメラとデジタルカメラの撮影、暗室での現像作業、

デジタルフォト編集におけるプリント実習を中心に写真表現の基礎を学びます。

合評はスタジオに大きな机を設置して

各自が自身のテーマにあわせ選んだ、ブック形式やボックス形式の写真作品が並んでいます。

カメラのファインダーを通して、何を撮影したかったのか、どのようなテーマを選択したのか、

よりよく作品が見えるように工夫したことなどについて話していました。

また、フィルムカメラでできることと、デジタルカメラだからできること、

その違いを意識した作品課題が多かったです。

合評の様子は授業ごとに個性があり、面白いものです。

学生の皆さんは合評が続いて大変だったかもしれません。

先生方からいただいたコメントを胸に制作をがんばってくださいね!

また、近日中に他の合評の様子もお伝えしますね

恒例の!記念撮影

後期の授業も合評が続き、来週からはテスト週間です

さて、昨日の版画コース 恒例の卒業アルバム集合写真撮影の日でした

雪が舞う寒い日でしたが屋外で元気よく

パシャリ

版画コース24期生 大集合です!!

そして、工房に移り

お世話になった先生とゼミごとの集合写真

ノリがいいですね〜♪とカメラマンの方からお言葉をいただくほどに楽しい撮影会でした

♦♦♦

まずはリトグラフゼミ

リトグラフぅ〜〜♪♪のかけ声でノリノリ

♦♦♦

シルクスクリーンゼミ

いつもの池垣研究室に集合!

♦♦♦

銅版ゼミ

いつも制作しているプレス機を前に

道具を持って ♪♪

♦♦♦

木版ゼミ

バレンの滑りをよくするポーズ

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写真ゼミ

赤バックを用意して、セットもばっちり!

集合写真を撮影すると卒業を意識してしまいますね

4年間一緒に過ごしてきたみんなと過ごせるのもあと少し、、

残りの時間がかけがえのない 充実した時間となりますように