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京都精華大学 版画コースのブログです。 版画コースの授業やコース関係者の展覧会情報、様々なイベントをご紹介します。また、版画技法についても簡単な説明をしています。

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『紙造形』カテゴリーの投稿一覧

3回生の紙造形の授業

今日は、先々週からスタートした3回生の選択授業「紙造形」の様子をお伝えしますー!!☺︎

この授業では紙造形の技法実習、そこからできた作品のプレゼンテーション・展示を行います。

版画コースでは、11月中旬から2回生の必修授業で紙造形に取り組みます。

その授業で紙造形に興味を持った版画の学生がさらに技術を深める為に履修したり、他コースの学生が履修したりと、

毎回人気のある授業のひとつです。そして今年の受講生は半数が留学生!!授業も日本語と英語で進められています

まずは、授業内容についてのレクチャーからスタートしました。

この日はとてもお天気が良かったので、この後、裏山へ全員で散歩に☀︎☀︎☀︎

30分ほどの散歩ののち、山で興味を持ったもののドローイングをそれぞれが描き、自己紹介とドローイング発表を行いました。

風景を描いた学生、植物の形を使って模様を描いた学生、拾った葉っぱでフロッタージュをした学生。

いろいろなドローイングがあり、とても面白い発表となりました。

◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯

その後、紙造形の実習スタート☁︎

ビーターという機械に細かく破いたダンボールを入れ、さらに細かく繊維状にしていきます。

できました!!

紙を梳いていきます。

梳いた紙を板に貼りつけて乾かします。来週には、乾いているはず。完成が楽しみですねー!

続きはまたお伝えしますー!!

合評 多種多様 1

立春も過ぎたというのにまだまだ寒い日が続きますね。。

今日お届けするのは合評の様子

美術大学で合評と言う言葉はよく聞きますが、美術大学以外ではなかなか聞かない言葉だとか、、

版画コースでは各学年、様々な授業があります

合評の様子も各授業ごとに発表方法や形式も様々です

☞☞☞

まずは、3回生の選択授業  紙造形

机を囲んでの和気あいあいとした合評です

各自が制作をした紙を手に、制作過程や、コンセプトについて話していました。

紙に触れながら合評をしているところが印象的です

確かに触ってみたくなりますね!

☞☞☞

こちらは2回生の選択授業 写真基礎

この授業では、フィルムカメラとデジタルカメラの撮影、暗室での現像作業、

デジタルフォト編集におけるプリント実習を中心に写真表現の基礎を学びます。

合評はスタジオに大きな机を設置して

各自が自身のテーマにあわせ選んだ、ブック形式やボックス形式の写真作品が並んでいます。

カメラのファインダーを通して、何を撮影したかったのか、どのようなテーマを選択したのか、

よりよく作品が見えるように工夫したことなどについて話していました。

また、フィルムカメラでできることと、デジタルカメラだからできること、

その違いを意識した作品課題が多かったです。

合評の様子は授業ごとに個性があり、面白いものです。

学生の皆さんは合評が続いて大変だったかもしれません。

先生方からいただいたコメントを胸に制作をがんばってくださいね!

また、近日中に他の合評の様子もお伝えしますね

ゼミを覗いてみようpart13 簡単?何でも手作りしよう!

簡単??何でも手作りしよう!パート4

今回は、木版画を摺るための 紙 を漉いてみました。

↑は新聞紙を裂いています。これを使って摺紙を作ります。

細かく裂いた新聞紙をミキサーで砕いています。


水を張ったバッドにミキサーにかけた新聞紙を入れよくかき混ぜます!

インクの色が入ってグレーのパルプの出来上がり!奇麗✦✦

こちらはコウゾ紙を砕いたものを、ビニールプールに入れてあります!

これを漉けば、コウゾ紙が出来上がります。

新聞紙をミキサーで砕いたものをスケタで漉いたもの。はがきサイズの紙が並びます。


こちらはコウゾを漉いたもの。色が違いますね!

大きなスケタで新聞紙を漉いた様子!

〜1週間後〜

板に張り、乾燥させた手作和紙!これにドーサと呼ばれるにじみ止めを引いて出来上がり。

上手に漉けました〜♬ (多少破けていますが・・・笑)味ですね〜

今回は簡単手作りということで木版画工房で紙漉を行いましたが、

精華大学版画コースには、立派な紙工房があります!!

すきもの展

版画コース3回生 造形演習の授業内で制作をした成果発表の展覧会のお知らせです

すきもの展

2013年12月6日(金)〜12月18日(水)

出展者

青島美沙希 安居美穂 泉麻里 大井杏美

古和田淳美 竹岡真佑 藤本眞奈 山之口友梨

ギャラリーデッドスペース

京都精華大学内 対峰館吹き抜け通路

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なんと、今回の案内は3回生が紙工房で手漉きした紙を使用しています

印刷も自分達でしたとのこと!!

様々なカラーバリエーション

同じものは1枚もありません!!!

気合いがはいっていますね!

ぜひ、足をお運びください

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さて、展示ではどのようなものが展示されるかというと…

授業を担当されている福岡先生に作品の相談中

手にしているのは!!!?

???! ぱん!!

どのような展覧会になるかはお楽しみに!

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後期終盤の授業スケジュール突入!

カレンダーも残すところ1枚となりました

今年も早いですね

版画コースの授業でも後期の授業課題が進んでおります

今日は2回生の必修授業の様子をお届けします

様々なコトが学べるのが精華大学版画コースの自慢!ですが

2回生の今の時期、課題は本当に忙しくなります

まずは

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木口木版画

アメリカからやってきた平圧プレス

ワシントンプレス かなりの年代物です

担当の二階先生と一緒に刷ります とても重そうですね

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✎紙造形の授業

まずは伝統的な和紙漉きから学びます

授業の後半には立体作品や、自分で選んだ素材を使用した紙造形を制作します

寒い時期がいい紙を漉けるとのことです みなさんがんばってくださいね

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✎木版画アドバンス

1回生の時に水性凸版の授業で基礎を学び、2回生では

凹版刷りニスやジェッソでマテリアルを使った表現技法を学びます

自然の色で染めてみよう

先日の1回生工芸の授業の様子を紹介しましたが、

http://www.seikahanga.com/blog/?p=8469

2回生や3回生でも紙造形の授業があります。

今日は3回生の授業の様子をお届けします。

授業前半では、これまでの経験をふまえて紙造形で制作をし、

授業後半では、展覧会を企画。授業で制作した作品を展示します。

また、英語でのプレゼンテーションも授業に組み込まれているので、

さらに深く自己の表現と紙素材との関わり方を考察することが目的となった授業です。

紙工房を覗いてみると 紅茶のいい香りが

楮を紅茶で染めているところでした

他にもコーヒーやヤマモモ、蘇芳(スオウ)と様々な天然染料で紙の原料となる楮を染めていました

優しいきれいな色ですね

鮮やかな赤

染料を繊維に定着させる媒染という工程があり、

媒染に使用する媒染剤(みょうばん スズ 鉄 など)によっても染料の発色が違うとのことです。

基礎の授業では紙の原料パルプを顔料で染めていましたが、

より素材のことを知り、扱うことで自分の表現で取り入れたい素材を研究していました。

他にも石膏型をで立体作品を制作する学生の姿も

また様子をお届けしますね

自分色 自分型 オリジナルペーパー

今日は、紹介が出来ていなかった前期1回生工芸の授業の様子をお届けします

版画コースでは、版画技法はもちろん工芸、立体、 CG、 紙造形、ブックアート、ドローイング

様々なことを4年間の中で学びます

1回生の工芸の授業では、紙や、金属、木と様々な素材に触れ、自己表現の幅を広げます。

授業では自然環境への配慮も考えリサイクルとなるよう、チラシや、コピー用紙、新聞を材料にしていました。

色紙なども加えて

ミキサーで細かく砕き、自分色を作ります

形も木枠を作って自分型のオリジナルペーパー!!

漉いた紙は木の板へ貼付けて乾燥!

カラフルなオリジナルペーパーで紙工房が賑わいでいました

紙造形の授業は、2回生、3回生でもあります。

それぞれの授業で違った方向から紙に触れることが出来るようになっています。

他の学年の紙の授業の様子もまたご案内しますね。

木曜日の紙工房

木曜日の紙工房

和やかにいい雰囲気なんです。

覗いたのは3回生対象 選択授業 紙造形の授業

英会話も混ざったり賑やかです

このかまくらのような物体は…!

油粘土で造形し、その上に石膏をかけて、紙造形用の型をつくります。

いい表情のオリビア!

石膏型に漉いた紙を貼付けているところ


こちらは楮(こうぞ)の繊維が入った漉き舟

伝統的な和紙を漉くこともできるんですよ!


さて、紙造形の授業では今年も12月に展示があるようです。

その後の様子をまたお届けしますね。お楽しみに!

第一回目のオープンキャンパス Part.2

本日は2012年 第一回目のオープンキャンパス

さて、こちらは紙工房…

紙漉き体験ワークショップ

紙の繊維を水からすくいあげ、オリジナルポストカード折り本を制作します!

カラフルでとてもカワイイブック

色々な色のパルプ(紙の繊維)をすくいあげ、重ねてゆきます!

イメージができたら乾燥を…

みなさん思い思いに制作していました!

ではでは、Part.3へ⇨

☁にじのブックカバー☁

紙造形担当 福岡舞子先生がデザイン制作方法までプロデュースされた紙製のブックカバー

その名も にじのブックカバー のご紹介…

茨木市にある障害者作業所で、原料からひとつひとつゆっくりと作られています。

紙のもとになるのは牛乳パックと楮。ミキサーでこまかくしたあと紙を漉き、

こんにゃくのりを何度も塗って手で揉むことで、やわらかい風合いになり、手になじむように。

刺繍はひとりひとりの配色にまかせて、だからひとつも同じものがありません。

使うほどに変化するこのブックカバーと共に、穏やかな読書の時間を楽しんでいただければ嬉しいです。


刺繍のパターンは4種類あります!

虹兄弟☁おおきな虹☁あばれん坊☁空中分解

名称もステキです☁

そして、

大阪府授産製品コンペティション 審査員特別賞を受賞!!されたようです!

刺繍の糸の太さだったり、縫い目だったりひとつひとつの個性のある表情がとても魅力的☁

今は、大量生産ができないとのことで、お店などでは買えないようなんです。

気になった方は福岡先生に聞いてみてください!

使っていくうちに手に馴染んでいい風合いがでてきますよ。とてもとてもオススメです☁


福岡先生