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自己紹介

京都精華大学 版画コースのブログです。 版画コースの授業やコース関係者の展覧会情報、様々なイベントをご紹介します。また、版画技法についても簡単な説明をしています。

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『1回生の授業風景』カテゴリーの投稿一覧

今日は木版な日

先週から木版基礎の授業がスタートしてます。
後期は色んなカラーを使える多色水性木版をします。

版木にイメージをトレース(描き写し)してます。トレースにはカーボン紙(転写紙)を使います。

彫りに入る前に版木にを塗ります。こうすると彫った所が分かりやすく、刷り上がりのイメージが想像しやすい。先生にアドバイスをもらいながら作業を進めてます。

カメラを向けるとサービスポーズをとってくれた1回生。ありがとう♥

奥の窓に立て掛けてあるのが墨を塗った後、乾燥待ちの版木達。

-2DAYS-

2日間に及びコラグラフ合評会が行われました!
昨日は個人制作分。カラー数点モノクロのドライポイント
友達のプレゼンに興味津々!?


今日はグループ制作分。色んなアイデアの作品ができてました。
↓先生、人形の着せ替え中♡も作りました!

物語を考えました。<布に刷られてます>

その他の作品も後日UPしたいと思います。

立体基礎

後期は石膏型取りの基礎の技術を学び、それからそれぞれの作品に展開していきます。
まずはレクチャー

↓自分達で試してみる


手から石膏を外し、余分な部分を削りとる

これが済んだ後樹脂等を使ってオブジェを作ります

グループ制作

コラグラフの授業課題の中に個人制作はもちろんですが、グループ制作というのがあります。
10人位のグループに分かれコラグラフを用いて共同制作してます。
↓最初は去年の作品を見ながらアイデアを出し合ってました。

↓こちらのグループは自分たちの着せ替え人形を作ってるようです。

こっちは色んなカメレオンが繋がってました。

来週の月曜火曜合評会なので最後の追い込みです。
夜遅くまで残って制作してる学生が何人もいます。

⦿ドライポイント⦿

コラグラフと並行してドライポイントも行ってます。
ドライポイント凹版技法の1つで銅板アクリル板ニードル(先の尖った針)等で引っ掻くような感覚で描画する。描画の時に針で押し出された銅のまくれなどができるのが特徴的。仕上がりは、まくれによるインクのにじみが生まれ独特な表情が魅力的★

↓まずは銅板を磨く

↓描画。

↓インクをつけて、余分なインクは拭き取り、紙を置く。

↓刷り。カメラを意識してか満面の笑顔♡


上手く刷れたかなぁ〜

コラグラフ

各自、作業を進めてます。
↓アルミ板を切り抜きジェッソ(下地等に使うアクリル絵の具)で凹凸を作り版を制作してるところ。

↓色んな版を並べて構図を決めます。

↓まず版にインクを付け、余分なインクは寒冷紗(粗くて硬いガーゼのようなもの)や新聞で拭き取ります。

↓プレス機に通して刷ります。
刷り上がると偶然が重なり予想外のものができることもあります★

モノタイプ

モノタイプ:版画の手法の1つで、紙などに直接描画するのではなく、版となる物にインク等で描画したり、様々な素材を使い紙に転写する技法。この方法だと版画の中でも複数枚刷る事ができません。
1つしかできない版画作品をモノタイプと呼びます。
↓アクリル板に直接インクを付けてイメージを作ります。

↓刷る前に紙を湿らせ余分な水分を吸い取ります。

↓プレス機に通して刷り上がりました☆

まず最初は黒インクのみで作品を作ってます。

後期授業始まりました

今日から各学年、授業がスタートしました。
1回生は、コラグラフ。
※版の土台となる板状の物(版画コースではアルミプレートを使用)の上に凹凸のあるもの、毛糸・ひも・布・落ち葉など、様々な素材を用い、それらにインクをつけて刷り上げる技法。他の技法と違い基本的には1枚づつしか刷れません。
↓初日などで実践を含んだレクチャーの様子。


2回生は、木版もしくはリトグラフをどちらかを選択する授業です。
リトグラフは前期とは異なる技法を学びます。

↑木版の授業の様子。お二人の先生が担当されます。

裸婦デッサン

モデルさんをお呼びしての授業です。
1ポーズ2、3分〜20分で何パターンもポーズをとって頂きます。
来週は更に時間をかけて水彩にします。

ドローイング


アクリル板にペンで物や風景を描いてます。
片目で見て描くのでズレが発生したり、普段のドローイングとは一味違うものになります。