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京都精華大学 版画コースのブログです。 版画コースの授業やコース関係者の展覧会情報、様々なイベントをご紹介します。また、版画技法についても簡単な説明をしています。

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2回生 〜シルクスクリーン基礎②〜

皆さんこんにちは!

今日は以前の記事⇨2回生シルクスクリーン基礎

の続きを書いていこうと思います!

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まずは製版について★

張り替えた紗に、感光乳剤を塗布します。

乳剤が均一な厚みになっていないと製版段階で失敗することもあるので、慎重に。

先生もクラスのみんなも優しく見守ってくれています。

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原稿と紗を露光機にセットし、製版します。製版後、ピンホールがないかしっかり確認し、目止め液を塗ります。

順序を覚え、キビキビ動く学生も増えてきました。

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以前の記事でも紹介したワークショップ『シルクスクリーンで池垣先生を刷ろう!』の成果物はこのようになりました!

様々なテクスチャーを駆使して作り上げられた池垣先生。

原稿と紙に刷った作品を見比べながら、描画材による効果を見ていきます。

教室に貼り出し、合評も開催されていました。このワークショップでシルクスクリーンの原理や、描画材による表現をしっかり学びました。

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次は写真製版です!

自分の撮影した写真などを、コンピューター上で4色(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)に分解します。

そうして作成したデータを出力し、原稿を作ります。

1色ずつ版を作り、刷り重ねていく方法です。

デモンストレーションでマゼンタの版を刷ったところ↑

マゼンタイエローシアンブラック の順番に重ねていきます。

ちゃんと刷れているか、加納先生による入念なチェック!!!!!

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4色刷り重ねるので、イメージがずれないようにするのも大きなポイント。

伊庭先生の力を借りながら、バチッと見当をあわせます。

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シルクスクリーンと漫才はテンポが大事!!(ですよね?)

のんびりしているとインクが乾いてしまったり、ミスの原因になるのです。

二人一組で協力して刷り作業をしていきます。こちらの二人はイエローを刷り、刷り。

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シアンを刷ると、ぼんやりとしていたイメージがバチーッと!現れます。

これが感動の瞬間。

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並べられていく作品たち。

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さらに手描き原稿を用いた作品にも挑戦します。

一人一人、面談していただき作品の方向性などを決めていきます。

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ドローイングから版画作品に展開していきます。

刷り方に工夫を加える人も!!!!!!!!!

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みんなの作品が楽しみです♪

授業も今週が佳境!がんばれー!!