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自己紹介

京都精華大学 版画コースのブログです。 版画コースの授業やコース関係者の展覧会情報、様々なイベントをご紹介します。また、版画技法についても簡単な説明をしています。

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4色重ねる

暑い日が続いてますが、
若干、の足音を感じる気がします♣♣
皆さんは如何ですか?
 
前期授業でご紹介できなかったものをお届けするシリーズ 其の6
 
 
これらの作品はシリコーンドライポイントによるもの。 
 
何度か登場している<ドライポイント>

版に針のような道具でイメージを描いて(引っ掻く)作る凹版画。
 
版については実は銅板だけでなく、プラスティック板、塩ビ板、などでもゼンゼンよいのです✿
1回生達はアルミプレートに感光性シリコーンが塗られているプレートを使って行いました。
この版は本来はウォータレスリトグラフで使用するものです。
銅版などで作る版と決定的に違うのは、
〝インクの拭取り作業〟がいらないという事。
凹版画は通常、
版に一旦インクを詰めるとイメージ以外の所のインクを拭取らなければいけません。

しかし!
ウォータレスリトグラフで使用するプレートの場合、
インクとシリコーンが反発するため、
溝になったイメージにだけインクが入り込み、
その他の部分にはインクが付かないっ☆

  
インクはローラーにつけ、
版の上で転がすだけ★ 

 
なので、
✦時間短縮✦
✦手もあまり汚れない✦

 
✧画期的✧
 
 
今回は、イメージを4色(黄・赤・青・黒)に分けて、
それぞれ描いていく。
 

1枚づつインクをのせる。

4版4色

ローラーを早く動かす事で、
余分なインク(イメージ以外の処)はローラーに戻るのです✺
この辺りはリトグラフの刷の作業にそっくり☺
 

それぞれにインクが付きました★

エッチング用プレス機に版を置き、
紙をのせ

♦刷る♦
 
1色刷れたら、版を♢チェンジ♢
2色目➪3色目➪4色目と一気に刷上げます✪

 

版が(イメージが)ズレない事に⚡注意⚡
授業では「見当」というL字のプレートを利用し、
紙もテープで固定しました✴
 
 
刷る方法よりも、
1つのイメージを4つの版=4つの色に分解する事が一番難しかったと思います。
これから先もカラーの版画には<版分け>はつきもの。

苦労するかも。。。

でもとっても重要なことです✧