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自己紹介

京都精華大学 版画コースのブログです。 版画コースの授業やコース関係者の展覧会情報、様々なイベントをご紹介します。また、版画技法についても簡単な説明をしています。

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暗い中での・・・

今日は雨、寒雨ですね☂☂

2回生・写真基礎
フィルム現像ができたら次はコンタクトプリント✩
まずはフィルムをフィルムファイル に入るサイズに切る✂(元々は長ーいものです)

ここまでは明るい部屋で行います。
そしていよいよ暗室(光を完全に遮断して完全暗黒にできる作業室。現像室とも言います。)に入ります。

引き伸し機(写真フィルムの像を拡大・投影して印画紙(感光材料が塗られた紙)に像を焼き付ける機械)
この引き伸し機にも撮影用レンズと同じようなレンズを取り付け、絞り(光が通る穴の大きさ、光の量を調整する)を調節して使います。
さらに拡大させる為にレンズの高さも調整できます。

この台の上に印画紙を置き、フィルムをファイルから出して、並べ、ガラスを上に置く。
写真フィルムを印画紙に密着させた状態で光を当てると、
フィルムを原寸プリントできます。
露光時間はテストをした方が良いですが、レンズの絞り8(絞りには数値があります)で15秒くらいです。

光を当てた後は現像➙停止➙定着の順に薬品につけて処理します。
プリント用の薬品を使います。
⬆⬆暗い部屋でカメラを手で持って撮影してる為ボケボケです。
(光の量が少ないので、長い間シャッターが開いたままになる為、画像がブレて撮影されてしまいます(手ブレ))

これがコンタクトプリント
通称;べた焼きとも言う。

次はそれを見て「コレだ!」と思うフィルムの画像を印画紙に拡大して焼き付け。
この工程引き伸しと言います。

選んだフィルムの画像を引き伸ばし機のフィルムキャリアにセットして
下には印画紙をセットして、露光(光を当てる)。
画像が印画紙に投影されます。
露光時間はテストがもちろん必要です。
露光時間を計る<露光タイマーという機械があります。10