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自己紹介

京都精華大学 版画コースのブログです。 版画コースの授業やコース関係者の展覧会情報、様々なイベントをご紹介します。また、版画技法についても簡単な説明をしています。

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フィルムの魅力

台風18号の威力、すごかったですね
京都は嵐山や福知山、市街地の一部などで大きな被害を受けました。
早く元通りになることを祈ります。
皆さんまわりは大丈夫でしたか?

今週19日から長かった夏休みが終わり、後期授業スタートです!
今日から履修登録の関係で、大学は賑やかです。

<2回生/写真基礎>
2回生ではフィルムカメラの操作方法と撮影の基礎実習があります。


撮影したフィルムをリールという道具に巻付け、タンクに入れてフィルムの現像。

少しでも光が当たるとせっかく撮影したものがダメになってしまいますので
完全暗室状態でこの作業を行わないます。
コレ↑↑↑がダークバックという、完全暗室状態にしてくれる物です。手探りで行うので慣れるまではちょっと難しい。。。

タンク。この中にリールに巻付けたフィルムが入っています。


現像で使用する薬品も自分たちでつくります。


暗室
現像液→停止液→定着液と順番に薬品を変えて攪拌作業を進めます。
それぞれの時間や間隔が違うので、間違えないように、時計をチェック!

できたら、水洗。

タンクから出すと、はじめて画像が見れるので、ちゃんと撮影できてるかドキドキです
真剣な眼差し^^

乾燥。

フィルムは長いので、乾燥機もタテ長です。

因に手前にタンクの横に並んでいる金属が何重にもなっている道具がリールです

フィルムを取り出したあとのフィルムケース

みんなが沢山撮影した痕跡ですね

この後、ベタ焼き(どんな写真が写っているのか、確かめるためのインデックスプリント)して引きのばし
いいものがあれば、引き伸ばす工程へ。

最近はスマートフォンでキレイな写真が撮れますが、
一眼カメラを使ってフィルムで撮影する写真は一味も二味も違います!
印画紙にプリントされた写真画像はデジタル写真にはナイ魅力があります。
ぜひ、見てみてください