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自己紹介

京都精華大学 版画コースのブログです。 版画コースの授業やコース関係者の展覧会情報、様々なイベントをご紹介します。また、版画技法についても簡単な説明をしています。

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❒特別講座❒ 拓摺りwork shop

昨日はオープンクラスでした。

オープンクラスとは、授業を公開し、普段の大学生活を知ってもらうです。

受験生、保護者のかた多くの方にお越しいただきました。

そんな中、版画コースでは卒業生の堤あすかさんを講師に 拓摺りのワークショップを開催しました。

拓摺りとは、、

凸版技法の一つで、版となる凹凸のあるものに紙を密着させ、紙の上から描画材を押し当て、版となる凸部の文様や図柄を写し取る技法です。

小さい頃に硬貨などの上に紙を置いて、その上から鉛筆でなぞった経験はありませんか?フロッタージュともいいます。

講師のツツミアスカさんです。

ご自身の作品も参考作品として持ってきて下さっています。

版となる版木を彫ってゆきます。

版木の上に水で溶いた糊を塗り、薄い和紙を版木に密着させます。

たくさんのてるてる坊主ができました!

てるてる坊主ではないです、、タンポ(布を丸めて作ります)といいます。

タンポで絵の具を紙の上にのせていきます。

絵の具をのせ終わったら、版木から外して乾かします。

薄い紙なので、裏から厚いしっかりとした紙を貼って(裏打ち)完成!

卒業してからも制作を続けている先輩の話を聞けたり、制作行程を知ることができ有意義なワークショップとなりました。