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京都精華大学 版画コースのブログです。 版画コースの授業やコース関係者の展覧会情報、様々なイベントをご紹介します。また、版画技法についても簡単な説明をしています。

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水と油の反発性

雨、皆さんのご近所は大丈夫ですね〜

皆さんは何処かご予定はありますでしょうか???

これまでに紹介できていなかった授業のようすをUPします。

今日は専門的なお話し。

2回生<リトグラフ基礎>
リトグラフ (lithograph, lithography) は平版の一種で、水と油の反発作用を利用して、製版、刷り、を行います。
ほかの版種に比べると工程や原理が少し分かりにくいのですが、クレヨンの独特のテクスチャや、水彩画のような筆の効果、インクのにじみ効果など、描写したものをそのまま紙に写し刷ることができます。もちろん、多色刷りも可能です。
18世紀、ドイツで アロイス・ゼネフェルダーによって、偶然から原理が発見されました。
もともとは石灰石に描いていたため石版画とも呼びます。
最近は扱いやすいアルミ版を使うことが多いです。

まずは石灰石を研磨して、絵が描ける状態にします

余裕のカメラ目線ですが、、、

石を磨くって、ちょっとガンバらないといけません

でも、無心になれる感じもあって楽しいですよ^^

<描画>

石版画にクレヨンや解き墨(油性の墨汁のようなもの)で描画

乾燥したらアラビアゴム液を塗ると、

描画した部分は油分を引き付ける親油性とな り、描画していない部分は親水性となります。

(ん〜文章だけでは難しいですよね〜。見た目が大きく変わる訳では、不思議な感じです)

ズラーっと並んでますがコレ、ドイツでと採れるもので、とっても貴重なものなんです!!!

革の製版ローラーを使って、描画材料を製版インクに置き換えて、

確実に版に描いた部分と描かなかった部分を覚えさせます。

<刷り>

今度は製版インクを洗い落し、ゴムローラー等で印刷用インクに置き換え、

いよいよ紙に刷れます!

版面をスポンジで濡らしながらローラーでインクをのせていきます。

これは院生の作品なのですが、

水彩画のような、色鉛筆で描いたような、一見、絵画のような表現ができます!