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京都精華大学 版画コースのブログです。 版画コースの授業やコース関係者の展覧会情報、様々なイベントをご紹介します。また、版画技法についても簡単な説明をしています。

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『写真』カテゴリーの投稿一覧

ゼミを覗いてみよう!part9

急に寒くなりましたね

大学は今週末の木野祭(学祭)にむけて校内は日々賑わってきています

さて、今日はゼミを覗いてみよう!のシリーズ

写真ゼミ3回生の様子です

⫷⫷⫷⫷⫷⫷

スタジオを覗いてみると…

とても大きな三脚!!!!

脚が長くて組立てるのも一苦労 脚立を使ってカメラを固定します

この三脚の特徴としてカメラを下向きに装着できるので、立体物の真上からの撮影ができます

いつもと違った角度にカメラを固定するので緊張
⫷⫷⫷⫷⫷⫷

そして、こちらは

二眼レフタイプカメラ

北野先生私物のローライフレックス

フォトグラファー リチャード・アヴェドンや川内倫子も愛用しているこのカメラ

普通のカメラと違い、シャッターをきっても暗くならないのでリアルタイムで被写体を確認できます!

また撮影スタイルも上から覗き込んで撮影するので、モデルさんへの威圧感が少なく人物を撮影する時に重宝

形もとてもかわいらしいですね

上から覗き込んだ風景は独特の世界です

スタジオ撮影

2回生の授業

後期はポートフォリオ制作が始まっています

ポートフォリオに必要な作品写真を

版画コース専用の本格的なスタジオで撮影します。

まずは北野先生による撮影に必要なレクチュア

光の種類、光の質、色温度、ホワイトバランス、などなど

ストロボ撮影で使うアンブレラ

北野先生、さすが!似合います〜^^

ジェネレーター。ストロボの発光に必要。光量の調整などをしています

撮影時に大切なカメラやライトのポジション

撮影する作品(平面)の位置は、どうするか。

高さも考えないといけませんね。

水平垂直にも気を付けて。

作品が置かれる壁に立って、位置の調節中。

それができたら、

露出計光の量や、光の当り方のバランスもチェック。

カメラに光の種類、感度、シャッタースピード、絞り、、を設定し、

いざ撮影です!!

フィルムの魅力

台風18号の威力、すごかったですね
京都は嵐山や福知山、市街地の一部などで大きな被害を受けました。
早く元通りになることを祈ります。
皆さんまわりは大丈夫でしたか?

今週19日から長かった夏休みが終わり、後期授業スタートです!
今日から履修登録の関係で、大学は賑やかです。

<2回生/写真基礎>
2回生ではフィルムカメラの操作方法と撮影の基礎実習があります。


撮影したフィルムをリールという道具に巻付け、タンクに入れてフィルムの現像。

少しでも光が当たるとせっかく撮影したものがダメになってしまいますので
完全暗室状態でこの作業を行わないます。
コレ↑↑↑がダークバックという、完全暗室状態にしてくれる物です。手探りで行うので慣れるまではちょっと難しい。。。

タンク。この中にリールに巻付けたフィルムが入っています。


現像で使用する薬品も自分たちでつくります。


暗室
現像液→停止液→定着液と順番に薬品を変えて攪拌作業を進めます。
それぞれの時間や間隔が違うので、間違えないように、時計をチェック!

できたら、水洗。

タンクから出すと、はじめて画像が見れるので、ちゃんと撮影できてるかドキドキです
真剣な眼差し^^

乾燥。

フィルムは長いので、乾燥機もタテ長です。

因に手前にタンクの横に並んでいる金属が何重にもなっている道具がリールです

フィルムを取り出したあとのフィルムケース

みんなが沢山撮影した痕跡ですね

この後、ベタ焼き(どんな写真が写っているのか、確かめるためのインデックスプリント)して引きのばし
いいものがあれば、引き伸ばす工程へ。

最近はスマートフォンでキレイな写真が撮れますが、
一眼カメラを使ってフィルムで撮影する写真は一味も二味も違います!
印画紙にプリントされた写真画像はデジタル写真にはナイ魅力があります。
ぜひ、見てみてください

続編 ピンホールカメラ 出来上がりました

暑い日が続きますね…

さて今日は少し前にご紹介した1回生ピンホールカメラの授業

カメラをデザインする!の続編をお届けします

大学内の色んな場所でピンホールカメラを持った版画コース1回生に遭遇

各々選んだ場所でカメラを構えます

中にはこんなにかわいいカメラも!!

タコ型カメラ 9機

表情もかわいらしい

そして、ピンホールカメラの授業で重要な作業

暗室作業!

北野先生が慎重に量っているものは…

ピンホールカメラで撮影した印画紙を現像するのに必要な薬品

現像液 印画紙に像を浮かび上がらせる液

停止液 現像における化学変化を止めるための処理

定着液 光によってそれ以上変化がおきないようにさせる液

3種類の薬品を使って現像作業をします

赤い照明の中での暗室作業

赤い照明はセーフライトといって印画紙が反応しないように特定の波長をカットしたライトです

よくドラマや映画などでみかける光景ですよね?

現像液のなかにピンホールカメラで撮影した印画紙をいれると…

ジワーッと像が浮かび上がってきました

これぞ暗室作業の醍醐味

明るい部屋でプリントしたての印画紙を手に

光が当ったところが反応するので空が黒くなっていますね

さて、プリントした写真とカメラはコンセプトをもとに展示までが課題です

鉛筆型のこちらのカメラで撮影されたものは鉛筆型ブックにまとめられていました!

複雑な形のカメラ!

どのような写真が撮れるかというと…

このような仕上がりです!

露光時間を少しずつ変えて変化がわかる仕組み

この他にもたくさんのこだわりカメラが出来上がりました!

対峰館2Fエレベーター前に展示中です

在学生の皆さん ぜひみてくださいね!

ゼミを覗いてみようpart5 ブループリント

青空の多い梅雨ですね

暑すぎるくらいでしょうか?

今日は久しぶりのゼミを覗いてみよう!!のコーナー

先日の写真ゼミの様子

4回生の写真ゼミで、これまで取り組んだことのない面白いことをすると聞きつけ北野先生の研究室を覗いてみると…

楽しそうにアイロンがけをするゼミ生たちが

アイロン??!

何にアイロンをかけているかというと 紙 しかも、かけた所が青くなっていってます

これは?? 青写真です

青写真 とは…☝

現在の複写技術が確立する前に広く用いられた複写手法の一種。また、それにより複写された図面。

感光紙に原図を密着させて焼き付けるもので、原図の黒線が青地に白線(陰画)で写し取られるのが一般的。

特に設計図面の複写に用いられることが多かった。ブループリント、青焼きともいう

上の写真の様に感光紙にモノを置き、光のあたる所で数秒

薄黄色の感光紙が光に反応し、白っぽくなってきたタイミングでアイロン!!

北野研究室の机の上は青一色

色々なモチーフや、フィルムネガを感光紙にのせゼミ生それぞれの青色で染まっていっていました

オメデトウございます!!

昨日、5月20日は

✵✵✵北野先生のお誕生日✵✵✵

写真ゼミ生を中心に手のこもったお誕生日会が開催されました

用意されていたのは。。。

!!!!!!お手製のカメラ型ケーキ!!!!!!

ロゴが KITANO になっています〜✧✧

とても嬉しそうな北野先生

そして、もうひとつプレゼントが!

写真ゼミ生お手製 写真ブック

中を開けてみると〜!!

そこには北野先生がたくさん!!??

大盛り上がりのオーディエンス 武蔵先生や池垣先生も楽しまれていますね

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!!北野先生お誕生日おめでとうございました!!

よりステキな年になりますように

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さて、プレゼントの写真ブックですが、、

じゃん!

中には

そうなんです!!

写真ブックの中には学生、院生、教員も協力して色々な北野先生がたくさん!

お誕生日会を企画した写真ゼミ4回生たち!!

北野先生のお面 をつけてにやりっ

北野先生お誕生日プロジェクト 大成功!!

資料室には北野先生に質問や相談をしに訪ねてくる学生さんがいつもたくさん

北野先生がいっぱいいらっしゃったらいいのに…という声が

みんなの願いが叶った!?

写真ゼミ3回生 グループ展

写真ゼミに属している3回生4人と交換留学できていたジュリア 5人のグループ展です

『SEEN SCENE SEEN』

2012年2月8日(金)-2月17日(日)

11:00〜20:00

2/12(火) 休館

2/17(日) 18:00まで

出品作家

澤田 華 三崎 ちひろ 三橋 綾乃 吉谷 栄子 Julia Parks

kara-s

600-8411

京都市下京区烏丸通

四条下ル水銀町620 COCON KARASUMA 3F

企画・タイトル名・DMデザインも学生たちが手がけました

ぜひ、足をおはこびください!

ゼミを覗いてみよう!!-part4-

寒い日が続きますね。。

新年に向けての準備をされていますか??

精華大学も今週からは冬休み…

紹介しきれていなかった授業風景を、、


ゼミを覗いてみよう!!

この日の写真ゼミでは写真作品の仕上げ方法を学んでいました!


大きなワッフル機のようなこの機械は、

印画紙をピシッとまっすぐにドライマウントする機械

温めておいたところへプリントした印画紙をはさみ、、プレス!!

こうすることでピシッとまっすぐな写真の出来上がり

▷▷▷

そして、写真を展示する時に重要な額装、、

額の中に入れる時に重要なマットの加工方法も学んでいました。

マットは作品の見栄えを良くするだけではなく、作品保護にもとても大切な役割があります。

イメージのサイズにあわせ、専用のマットカッターでカット!!

45度の斜めにカットされた窓穴

こうすることで作品がきれいにみえます。

仕上げの方法もしっかりと学んでより良く作品をプレゼンしましょうね!


本日のおまけカット ジュリア

山積みの写真集

版画コースでは日々、様々な技法や表現方法を学んでいきます。

今日ご紹介するのは 2回生の真基礎の授業

この授業では、今はほとんどお目にかからないアナログカメラを学びます。

一眼レフカメラを使っての撮影、フィルムの現像、印画紙への焼き付け、そして、作品として写真を提示できるようまとめることまでが授業内容です。

写真を撮ること現像方法をしっかりと学ぶのはもちろん、

活躍する数多くの写真作家や、写真作品を知ることも重要な授業内容です。

ある週の授業風景

担当の北野先生が山積みの写真集の前でレクチャーをされています。

作品集をみんなでみて感想を話したり…

初めて知る作家に興味津々!


北野先生からは…

写真集をみることは写真作品をみることと近いので、

学生には数多くの写真集をみて、多くの写真作家や作品に興味を持ってほしい。


それにしてもてんこ盛り山積みの数の作品集。

学生さんたち 興味をもった作家はありましたか?

刺激をうけて良い写真作品を仕上げてくださいね。

一回生の授業へ…ピンホールカメラ

日に日に日が長くなってきましたね。

いつもより光を感じるこの季節(!?)

一回生の授業では光が重要なkeyとなる

ピンホールカメラの授業が進んでいます。

まずはカメラの構造を知るために北野先生のレクチュアから始まります!

教室に設置されたカメラ 覗いてみると 教室が逆さまに!

お手製ピンホールカメラ

インスタントカメラのフィルムをセットして

1回生全員でじっと見つめると…

少しぶれていますが、みんなの像が浮かび上がってきました!

さて隣の部屋では。。

黒いケント紙を切って貼って

真っ暗な部屋をつくっています!

さて何が始まるのでしょう?

真っ暗になった部屋に穴ひとつ

電気を消して目が慣れてくると

ぼんやりと外の像が写り込んでいます。

そう、これがピンホールカメラの原理 カメラ・オブスクラ

wikipediaより✍✍

カメラ・オブスクラとは…

ラテン語で「暗い部屋」の意味。素描を描くために使われた光学装置のこと。

写真術発明にあたり重要な役割を果たした装置で、写真撮影用の機械を「カメラ」と呼ぶのはカメラ・オブスクラに由来する

カメラの原理をしっかり理解&体感し、ピンホールカメラ作製&撮影に挑みます!

どのようなカメラができたかはまた後日ご案内しますね!