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京都精華大学 版画コースのブログです。 版画コースの授業やコース関係者の展覧会情報、様々なイベントをご紹介します。また、版画技法についても簡単な説明をしています。

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『3回生の授業風景』カテゴリーの投稿一覧

展示してます!

こんにちは。
今日は12月とは思えない暖かさでした。
昨日、2010流行語大賞が決まりましたね。
大賞は「ゲゲゲの〜」でしたが、版画もはじめたtwitter関連で「なう」もノミネートされてました。
皆さんの印象的な今年の流行語は何ですか?
   
3回生/展示合評ゼミ別の巻

武蔵ゼミ


基本的にはリトグラフによる作品制作をしている学生が多数。

牧野ゼミ

木版画

池垣ゼミ

シルクスクリーン

北野ゼミ

写真

インクジェットなど、

長岡ゼミ

休憩どきにお邪魔してお菓子もらいました!
  

先生がゴリラのイメージの作品のマネをして下さったのですが、一瞬過ぎてブレてしまいました⤵残念⤵


銅版画、コラグラフ、モノタイプ等
   
   
資料室なう

資料室:ハンガ学生が必要な物品(本もある)を貸し出したり、先生&助手の控室。

1日1作

夜はかなり冷え込んできましたね〜
さっき、外へ出たら肌に刺すようでした!

   
今日はカメラの日でもあるそうで、
✪カメラを使った授業の様子をご紹介します✪

「メガパンチ」
   
先日、3回生/CGアドバンスでの制作。
1日で撮影から編集、書き出し、上映までを行いました☆
  
という訳で
まず撮影。     

デジタルコンパクトカメラを三脚に固定。
   

ネタ・ストーリーを考えながら、


モデルに動いてもらう。
   

✦チェック✦
どう?
   

登場人物を増やす。
   

編集。

Adobe Premiereを使う。
   
早送り、逆再生、スローモーションなどを組み入れる。
   

完成に近づいてくると、楽しい。
オモシロ映像になった?

   

@叡山電鉄精華大学前駅
   
「トゥッ!」
って感じにジャンプ
した絵になっておりました☺

なんか2人が同じ仕草になってます^^

それぞれの風景

夜はかなり冷えますね〜
皆さん、風邪を引かないようにお気を付け下さい。
   
3回生/CG
   

本日は中間発表
   

イメージを撮影、
編集、

順番を決めてスライドショー
    

一見、抽象的なイメージに、何かをみる・・・  
   
  

スクリーンに集中

   

愛犬とともに歩く散歩道


個々に写る風景、

どんな風に切り取ってくる?

✚後期中間✚

10/28は速記記念日だそうです。
美しい日本語を書けたら素敵ですが、
速記もできたら、色んな場面で重宝しそうですよね♤
難しそうですが・・・

先日、3回生の合評会がありました。

前回に比べると、
大きい作品に取り組んでるコが多かった気がします。

技法に悩まされる事も多々アリ


これからの時期、
4回生の卒制ムードに刺激を受けそうですね!


木版画

リトグラフ

リトグラフ

何でできてるの?粘土?

銅版画


☯対峰館2F(T-214,209付近)で展示中☯

未だ、展示にしてない3回生、
早く展示しましょう☝

✳ピシッとする✳

3回生/写真ゼミ

写真の一つの展示方法として
《ドライマウント》熱によって溶ける接着剤のシートを介して写真・印刷物・作品などを貼る方法。
があります。
 

今回はRCペーパー(プラスティックベースの印画紙)プリントをドライマウントする!
   
専用のボードをカット✄✄✄
  

ボード、熱で溶ける専用粘着シート、RCプリント
  

四隅はアイロンで予めとめておく。
  
      
写真用のプレス機の中へ

✱上が鉄板。下が硬いスポンジのようになっています✱
写真は当て紙で挟み入れる。
このとき事前に温めておきます✽
   

そしてプレス。   
♺マウントは77℃で時間は場合による♺
    


✿こんな感じになる✿
   
✦✦✧写真の表面が波打たず、イメージがすっきり見える✦✧✧
   
ちなみに

粘着シートの種類は幾つかあって、
熱のいらない両面テープのようなものもあります。

✽染める✽

3回生/紙造形と立体
  
パルプを染める

紙造形シリーズ、前回<9/30>繊維を砕いてる様子をお届けしました。
もうすぐに漉けますー。
と言いましたが、

パルプの場合、繊維に色付けをしてカラーパルプを作り、
✲色とりどりのペーパーワークを作る事ができるのです✲


ミキサーに顔料と水をいれ、混ぜる。
  

容器にパルプと水を入れ、撹拌機(かくはんき):先がプロペラのようなもの。
繊維をなるべく均一に撹拌しておく。
  

そこへ染料
  

たくさんの色ができるように基本色は作る
  

かき混ぜる
 
✵ブィーーーーーーーーーーーーーーン✵  
  

顔料定着材
   

コレを入れないと染まってくれません
  

また混ぜてから、
パルプを笊ですくい上げてみたり、ギュウっとしぼって、
色がどの程度定着してるかどうかを✶確認✶

  

こんな風に透明の水がなら染まってるのですが
しぼった感じで薄かったら顔料を足したり、
色水が出たりすると、定着材を更に加えたりする。

デジタルでは味わえない

こんばんは☆⁺
日が落ちるとかなり涼しく、と言うか大学付近は寒いくらいになってきました。
羽織もの&ストールが活躍してくれますよね^^

そして♧♣紅葉が楽しみ〜♣♧京都は美しいですよ〜✦✧
  
3回生/北野ゼミ
 
大判カメラの中でも最も多く使われる4×5(シノゴ)の使い方のレクチャー

もちろんフィルムを使うのですが、
35mmのような繋がったものではなく、シートフィルム(カットフィルム)を使用。
でも、まずは被写体がどんな風に撮れるのか、光の量や当り方をチェックするため
“ポラロイド”で撮影してみます✪
ポラロイド:ポラロイド社製のインスタントカメラの通称。インスタントフィルム写真でもあります。
 

デジタルが主流になった今は一般的にはあんまり馴染みがないかもしれませんね。
学生達も初・ポラロイドだったらしく、嬉しそう♡

4×5カメラをセッティング。
4×5カメラ:像の歪みを修正、遠近感を出す事、絞りが絞れない様な時でもピントを出す事、カメラ全体の位置を変えずに撮影範囲を変更できる。
また画面も120mm×94mmと、写し込める情報量が多く、粒子が細かいので、そのままでも鑑賞できる良さがあります✿
 
4×5カメラをものすごく簡単に言うと蛇腹の付いた箱にピント合わすためのグラスとレンズが付いてるのですが、
ピントグラスはとっても暗いので、撮影時、“かぶり布”をカメラと自分に冠せて構図を決め、ピント合わせます。

狙うは

ルッパ〜ン&フジコちゃん
 

冠り布の中はこんな感じ。
 
像は上下逆になってます。
 

ピント合わせはルーペを使う。
  
決まったらシャッターをきる。
そして、ポラロイドをカメラから引き抜くと、
その際にフィルムに付属されてた現像液が印画紙に流れ落ち、


熱を加えて現像を促す。
 
真剣な顔で温めてますねー
 

膜をめくると、
 
    
ポラロイド独特の色合いが素敵ですね〜✦
  
像の写り方は✧4×5のクオリティーは流石です✧

写り方が人が自然に見えているように撮れてます。
フィルム撮影の方も見たいです。

紙を漉くために

今日は涼しいですね〜
でも明日はまた少し暑くなるそうです。
皆さん体調管理には気を付けてくださいね
  
3回生/紙造形と立体 

✱紙を繊維から砕いて作りますよ〜✱
楮を細かい繊維にしていくのですが、

いきなり機械に任すのではなく、
手で長過ぎる繊維は予めちぎっておきます。
 
【和紙用のなぎなたビーター】
なぎなたの刃先で切るように細かくしていく。
   

こちらはコットンなど、短い繊維(パルプ)
  

【ホーランダー式ビーター】
すり潰すような感じで繊維を細かくしていきます。


担当の福岡舞子先生
 

♺機械を回し始めました♺ 
  

ちょっと回して様子を見る 
  

繊維そのままと少し細かくなった部分がわかりますね^^ 
  

20〜30分後。
漉き舟(木の桶)に水と、コレと、のり成分を入れれば和紙が漉けまーす!!

妙なリアリティー

前期授業でご紹介できなかったものをお届けするシリーズ 其の13回

こんにちは。
急に秋ですね♣♣♣
風が涼しいです。寝冷えする子供たちが何人も続出してるそうです。
♧皆さんもお気を付け下さい♧

3回生/CGアドバンス

生肉!!

真や絵とはちょっと違います。
写真から色やカタチを抽出しながら<Photoshopのスポイトツールやペンツール等を駆使する>

デジタル生肉を作成

像をアップして、
細かくみていくと、いくらでもできてしまいます。
最初はどんどんできるでしょう✽

途中、
ハッと気付くかも!
「このまま最後までいったらどれくらい掛かるだろう・・・ゾ〜。。。」

ガンバルかどうかはあなた次第

グラデーションツールの練習


トマト!!

✽どれくらい立体的にできるでしょう✽

どちらも遠目で見ると
❋本物っぽく見えます❋
でも
近寄ると、
デジタル画像だということが分かりますね。

嘘っぽいような、本物っぽいような、

良質なもののために

昨夜は恵みの☂雨☂でしたね〜
そのおかげで今日は随分過ごし易いですよね◎
上陸した台風9号も熱帯低気圧になり、関東甲信越の方はしばらく雨が続そうですよ。
 
前期授業でご紹介できなかったものをお届けするシリーズ 其の12
3回生ゼミ/木版画

水性の場合、黒はを使ったりするのですが、
◈既成の物ではなく、オリジナルの墨を作ることもあります◈
 

<削り墨>と言って、墨を作る工程で出てくる破片
 

コレを3ヶ月かけて水につけおき、
1週間に一度水をかえ、
◈墨の中にある膠(にかわ)分を取除いていきます◈

▵版画で使うには膠成分が強いそうです

3ヶ月後、
◈削り墨を乳鉢でよく練り、
適度に水を加え、
糊分が少なければ、少し膠と足して墨の摺りに使います◈

 
この作業、特に膠成分が 〷クセモノ〷
 
くさい。。。
  
というのも

墨は種油やゴマ油の油煙や松煙から採取した煤を香料と膠で練り固めた物。

膠:動物の皮革や骨髄から採られる強力な糊
ですから、動物性の何ともいえないニオイがあるわけです。
 
しかし!
 
✶ニオイに負けず✶3ヶ月、世話をすると 
イイ色がでる黒が摺れます〜