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自己紹介

京都精華大学 版画コースのブログです。 版画コースの授業やコース関係者の展覧会情報、様々なイベントをご紹介します。また、版画技法についても簡単な説明をしています。

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『授業風景』カテゴリーの投稿一覧

ゼミを覗いてみようpart6 

木ゼミ4回生 息抜きワークショップ★


4回生も後期に入り、いよいよ卒業制作展に向けて本格的に作品制作に入ります。

そんな中、ちょっと息抜きで普段使用している道具を作ってみました。

木版画 に使用する 運び棒 を制作。

運び棒とは、絵の具を木版に運ぶ ための道具です。

木の棒にバレンを張った余りの 竹皮 を使用して巻き付けていきます!

巻き付けたら、竹皮の部分を木槌で叩いたり針で裂いたりして ホウキ の形にしていきます。

小さくてかわいいホウキ型運び棒がたくさんできました


日本の版画を知る

9月になりましたね

夏休みもあと3週間弱です。

夏にやり残したことをしてしまいたいですね!

前期に開講された<版画論>という講義の授業の様子をお届けします。

担当は三木哲夫先生(兵庫県立陶芸美術館の館長でもあられます)

1904年に山本鼎が発表した《漁夫》に始まる創作版画運動を軸に、日本の近・現代の版画の歴史を知り、

版画について考えを廻らす授業です。

三木先生がお持ちの沢山の参考資料、版画作品もほぼ毎回見せて頂けます!!!

貴重なものがい〜っぱいっ!

版画の3回生や、他コースの学生も履修できます。

緊張の日

学生達にとって、授業の中でドキドキする日があります。
それは、
「合評会(講評会)」
先週は連日、各学年、合評会が行われていました。

4回生の全体合評会
一人づつ、作品のプレゼンテーション(作品のテーマや手法などについて話す)をします。

女はシルクスクリーンによる作品を制作しています


先生が近くで見たり、遠く離れて見たりしながらじっくりと見て下さいます。
先生は専任の先生はじめ非常勤の先生にも参加して頂くことがあります。

彼は木版画


こちらは銅版画
ここ最近はずっと山を描いています。


教室だけでなく廊下の一部に展示する学生もいます。

今回の作品は写真、インクゼットプリントなどを一枚だけでなく集合体としてもみせる。
インスタレーション(場所や空間全体を作品として展示発表する)

彼女のはリトグラフ。

かなり長丁場でした。
みんな、お疲れさまでした!
今回の作品をつくってみて、夏休みの課題がそれぞれに見えてきたと思います。

せっかくのお休みですが遊びもしつつ、ガンバってね〜^^

始まりました!!新学期

満開の桜のなか新学期が始まりました

春休みの間は更新のなかったブログもまた随時更新してゆきます

どうぞよろしくお願いいたします

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今年も元気な一回生を迎え新学期のスタートです

先輩の皆さんが飾り付けてくれた教室にてオリエンテーション

教員紹介、授業内容の説明、施設の説明…そして自己紹介をしてもらいました!!

まだまだ緊張した面持ちでしたが、

版画コースで学びたいこと、趣味や興味のあること、大学生活を送るにあたっての抱負

などとてもフレッシュで元気な自己紹介でしたよ!!

これからが楽しみな1回生 どんなクラスになるのかな?

充実した4年間が過ごせるようにサポートしてゆきます!

のびのびと思いっきり制作してくださいね!!

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さて、こちらは院部屋

大学院生オリエンテーション

この4月から 特任講師に就任された岸雪絵先生が説明されています

院生も限られた時間ですが、自身の制作研究に集中することができますように!

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ゼミを覗いてみよう!!-part4-

寒い日が続きますね。。

新年に向けての準備をされていますか??

精華大学も今週からは冬休み…

紹介しきれていなかった授業風景を、、


ゼミを覗いてみよう!!

この日の写真ゼミでは写真作品の仕上げ方法を学んでいました!


大きなワッフル機のようなこの機械は、

印画紙をピシッとまっすぐにドライマウントする機械

温めておいたところへプリントした印画紙をはさみ、、プレス!!

こうすることでピシッとまっすぐな写真の出来上がり

▷▷▷

そして、写真を展示する時に重要な額装、、

額の中に入れる時に重要なマットの加工方法も学んでいました。

マットは作品の見栄えを良くするだけではなく、作品保護にもとても大切な役割があります。

イメージのサイズにあわせ、専用のマットカッターでカット!!

45度の斜めにカットされた窓穴

こうすることで作品がきれいにみえます。

仕上げの方法もしっかりと学んでより良く作品をプレゼンしましょうね!


本日のおまけカット ジュリア

ゼミを覗いてみよう!-part3-

今日は良いお天気ですね!

秋晴れの心地よい とある日…

屋上デッキが賑やかなので覗いてみると

銅版ゼミが行われていました。

この日のゼミでは、シンナー転写の技法 を学んでいました。

講師は阿部大介先生

シンナーは換気のよいところでしか扱えないので、屋上デッキで!

秋晴れの下 青空授業

今回の試しはなぜだかマイケルで

転写したいイメージをコピーし、シンナーを含ませた紙をコピー紙の裏にあてて、

プレス機で圧をかけます。

するとどうでしょう…!?

コピー紙に写っていたイメージがそのままに転写されます

まずは紙に転写

銅板にも転写して、腐蝕させることができます

刷り上がったマイケル…

髭が濃くなってしまったマイケル…

(だいぶんと濃いですね…笑)

写真イメージそのままに版にするのは調整が必要そうですが、

手軽に銅版で写真イメージを扱うことができるのは表現の幅が広がりそうで、

今後のゼミ生達の作品が楽しみです ♪


静かな合評

合評の日と聞いて教室を覗いてみたらとても静かな教室…

クラス全員が大きな机を囲んでじっくりと何かをみています。

時間になると隣へ回し…

これは昨年の2回生ポートフォリオ制作の合評風景

(紹介しそびれていました…ゴメンナサイ)

一冊一冊、丁寧にクラス全員分を回覧します。


昨日紹介したポートフォリオの授業 (☞http://www.seikahanga.com/blog/?p=7031

去年の2回生が作り上げたポートフォリオは、

製本や形状にこだわったものや、使う素材にこだわったもの、

ただファイルに綴じただけではない、個性の光るポートフォリオが並んでいました。

今年の2回生達はどのようなポートフォリオを仕上げるのかな?

楽しみですね!


まずは撮影…時々雨☂?

2回生後期の授業ではポートフォリオを作成する授業があります。

これまで作りためてきた作品を人に見せられるようまとめていきます。

就職活動や、大学院試アーティスト活動必須なポートフォリオ


まずは撮影から学びます


あれ!?

☂ 傘 !!!?

スタジオ内で雨が/////☂☂☂

いえいえ

ストロボ用の傘をたてているところです☄☄


撮影担当の先生は北野先生

本格的な機材を使っての撮影です

カメラの設定はどうかな?

デジタル一眼レフカメラを使用しての撮影です!


ストロボやカメラの向きを確認!

みんなでワイワイと楽しそうですね

☄☄☄ラッシュ ラッシュ☄☄☄

気が付けば7月も半ばを過ぎていましたね。。

先週と今週は まさに合評ラッシュ☄☄

連日どこかの教室で合評が行われています。

前期の締めくくりということもあり、学生さんもいつも以上に気合いが入っています。

まずは院生の合評の様子

とても大きな作品が並んでいます。

コンセプトもしっかりまとめられて、レジュメの用意までも!!

流石!

4回生の合評風景…

少し早いですが、卒業制作展に向けて夏休みに制作を進められるようアドバイスをもらっていたり…

3回生の合評風景…

合評が順調に進むように司会進行&タイムキーパー!

ゼミに分かれてからの初めての合評

クラスメイトがどのような作品を制作しているか興味津々

2回生の合評 ブックアート

2回生の合評 銅版&ペン画

2回生の合評 写真基礎

1回生の合評

ポリマーとウォータレスリトグラフ

ご紹介したのは一部の合評の様子!!

本当にラッシュ☄☄

学生のみなさん おつかれさま

テスト期間までもうあと一踏ん張り!

版画概論 パート8

8回目の版画概論は・・・

版画コース教授の武蔵篤彦先生でした !

リトグラフに関する資料と、プロジェクターでの画像で

細かく歴史や技法の説明をしてくださいました☆

ここでリトグラフとは・・?

リトグラフは、 18 世紀にドイツで発明された版画形式で、水と油 の反発作用を利用して絵の具を付着させるものです。石板や亜鉛板の上に脂肪性の強いクレヨンやインクで描き、版上に化学的処理を施すと、版上の図柄の部分にはインクがのり、その他の部分にはインクがのらないようになります。それに紙を当てプレス機で写しとるとリトグラフの完成!!

他の版画形式とは異なり、凹凸をつくることなく版画ができるところから、平版形式の版画といわれています。現在の印刷技術のーつとして用いられているオフセット印刷は、この平版の原理を応用したものです。

リトグラフの歴史を学んだ後は、武蔵先生の作品を鑑賞。

学生と意見交換しながら、作品解説や思い出話などを交えて楽しいヒトトキ☆

受講した学生のみなさん、リトグラフについてより興味を持ったようです。