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京都精華大学 版画コースのブログです。 版画コースの授業やコース関係者の展覧会情報、様々なイベントをご紹介します。また、版画技法についても簡単な説明をしています。

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『講義』カテゴリーの投稿一覧

公開講座「アーティスト・コラボラティブ「目」ディレクター 南川憲二レクチャー」

本日は在学生の皆さんには特に知っておいてほしーい!!レクチャーを紹介します。

京都精華大学 芸術学部 版画コースの卒業生である南川憲二さんのレクチャーが学内で開催されます!!!!!

皆さんの大先輩です。

以下、大学HPより

芸術学部 版画コース卒業生の南川憲二さんがディレクターを務めるアーティスト・コラボラティブ「目」は、

近年様々な芸術祭や展覧会に参加し、今、大変注目を集めています。

これまでの「目」の活動や、今年の北アルプス国際芸術祭に出品予定の新作などについて語って頂きます。

どなたでも聴講いただけます。ぜひ、ご参加ください。

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公開講座

「アーティスト・コラボラティブ「目」ディレクター 南川憲二レクチャー」

日時:2017年6月24日(土) 13:00 ~14:30

会場:京都精華大学 黎明館2階 L-202(京都市左京区岩倉木野町137)

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興味のある方はぜひぜひお越しください★

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「目」の2014年のインタビューは以下のWebからも読めますのでぜひご覧ください。

【アーティストをやめる、苦渋の決断が生んだ現代芸術チーム「目」】CINRA.NETより

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オノデラユキ先生ワークショップ①

10月に入り、精華大学もいよいよ後期授業がスタートしました!!

版画コースでも各学年の実習授業がスタート◯ その様子は、またお伝えしてきます!

今日は、夏休みの最終週に行われた芸術学部客員教授オノデラユキ先生によるワークショップの様子をお伝えしますー!

世界各国での展覧会開催や写真集の出版など、第一線で活躍されているオノデラ先生。

昨年に続き今年度も、「展覧会をつくる」というタイトルのもと行われたワークショップ。

版画コースの学生だけでなく、芸術学部各コースの学生が参加しました。

このワークショップでは、自身の個展開催をシュミレーションし、それぞれが会場のマケット制作や、撮影・編集、それを元にしたプレゼンテーションを行いました。

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まずは、オノデラ先生の作品紹介からワークショップスタート。

海外で長く活動されているオノデラ先生ならではの、アーティストとして生きていく為の実践的なお話などもしてくださいました!

その後、今度は学生達が自身の作品紹介を行いました。

コンセプトや、技法・素材などについての説明や、どんな内容の個展をシュミレーションしていくかなど、

1人ずつプレゼンしていきました。

◯◯◯◯

このプレゼンを受けて、それぞれがどの場所で展示をしていくか、

オノデラ先生が決定され、その図面が学生に配布されました。

◯◯◯

ワークショップ1日目は、ここで終了。

2日目からは、いよいよ図面を元にマケットを制作しています。その様子は、また明日のブログでお伝えします

卒業生トーク

今日は、卒業後の話。

よく「版画コースを卒業したあと、どんな職業に就いているのか?」という質問をオープンキャンパスなどで頂きます。

版画コースの授業が版画だけでなく写真や、デザイン、イラストなどにも力を入れているからなのか

卒業後の進路も、版画家、美術作家、教員、アクセサリーデザイナー、絵本作家、ゲームデザイナー、写真家、などなどとても幅広いのが特徴的です。

今日は以前ブログでも紹介させて頂いた版画コース卒業生で、イラストレーターの伊藤ナツキさんに

お越し頂きご自身の仕事や学生時代のことについてレクチャー頂きました◯◯

まずは、お仕事の紹介から!

主にファッション雑誌やインテリア関係のお仕事をされている伊藤さん。

普段学生達が読んでいる雑誌などでも活躍されているので、実際に作品を見たことがある人もいたのではないでしょうか??

どのようにして今のお仕事に就かれたのか、学生時代に努力していた事、お仕事の内容など、プロならではのお話を聞きながら

メモを必死にとる学生の姿が印象的でした。

レクチャー後に池垣先生、武蔵先生と共に。

伊藤ナツキさんお忙しい中ありがとうございました!

伊藤さんのHPはこちら

講演会のお知らせ

先週のとある日

嬉しい来客がありました

2000年と2004年に研究生として版画コースに在籍していた

Woun-Gean Hoさんがイギリスより遊びに来てくれました!

ウォンジンさんはロンドンを中心に世界中で版画作品と映像作品を発表し続けています

手にしているのは、昨年末にイギリス政府が発行した干支の記念コイン

ウォンジンさんが画を担当しています!

イギリスで干支の記念コインが発行されるのは初めてのことで、

今後12年間に渡りウォンジンさんがデザインを担当されるそうです!!

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版画コース学生に向けて講演会をしていただくことになりました

Woun-Gean Ho 「自作について」

2014年1月16日(木)

18:00-19:00

清風館103

版画コース1回生から院生まで全学年対象です

卒業生などの関係者の方もご参加いただけます

ぜひ、ご参加ください

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日本の版画を知る

9月になりましたね

夏休みもあと3週間弱です。

夏にやり残したことをしてしまいたいですね!

前期に開講された<版画論>という講義の授業の様子をお届けします。

担当は三木哲夫先生(兵庫県立陶芸美術館の館長でもあられます)

1904年に山本鼎が発表した《漁夫》に始まる創作版画運動を軸に、日本の近・現代の版画の歴史を知り、

版画について考えを廻らす授業です。

三木先生がお持ちの沢山の参考資料、版画作品もほぼ毎回見せて頂けます!!!

貴重なものがい〜っぱいっ!

版画の3回生や、他コースの学生も履修できます。

毎週木曜日は

版画の授業の中でも、実習だけでなく、講義授業があります

「版画概論」

という名前で、ハンガコースの学生は2回生を対象の必修科目です!

版画の歴史、版画の種類、版画の特性など、について毎週木曜日の2限目に行っています。

版画全体に関わる話もしますが、基本的な版種ごとの内容となっているので、

これまで、木版画、銅版画、リトグラフ、紙についての授業がありました。

技法によってご担当の版画コースの先生に来て頂いています。

毎週と言っていい位先生が変わりますので色んなお話が聞けますよ^^

今日はこれまでの様子は一挙にご紹介したいと思います!!

《武蔵篤彦先生の回》

武蔵先生にはリトグラフ(石版画)の歴史や平版の種類、作家を紹介して頂く第1回目。

と、「自作を語る」ということで、ご自身の作品について。

作品のテーマと、技法的な事は細かく手法を教えて下さいました。

学生の頃の作品も沢山見せて頂きました。

そして印象的だったのがご自身が20代の頃ご経験されたお話と学生のみんなへのメッセージ!

全部は言いません。

失敗を恐れず「コレだ!と思うものに一度は飛び込んでみる」

《牧野浩紀先生の回》

ご自身の木版画作品 (抽象的なイメージのものから、最近の植物や動物をモチーフにした作品)

コレクションの数々!そこからの一部です↓↓↓

河内成幸さん         卒業生:三上恵子さん      卒業生:本田このみさん

ゲスト講師の方

福岡舞子先生(版画コース非常勤講師)

紙を使った造形作家さんのお一人。

紙造形に至る迄のプロセスなどとともに作家紹介とご自身の作品について。

紙の持つ素材感、質感の魅力をたっぷり聞かせて頂きました。

真ん中の手は福岡先生の手を型取ったもの。乾燥して縮んで、なんだか赤ちゃんの手みたいですね〜^^

今年の3月に大学院を修了された栗棟美里さん

学生の頃の作品から、近作まで。「Complex / Crushed / Condolence」といったテーマ

布にインクジェットプリント、ファンデーションや灰、銀箔などで加筆されています。

就職し、仕事をしながら制作活動されています!

現在個展開催中。

http://www.tezukayama-g.com/j_index.shtml

皆様、貴重なお話ありがとうございました!!!

今後、写真やシルクスクリーンの回もUPしたいと思います〜

版画概論 パート8

8回目の版画概論は・・・

版画コース教授の武蔵篤彦先生でした !

リトグラフに関する資料と、プロジェクターでの画像で

細かく歴史や技法の説明をしてくださいました☆

ここでリトグラフとは・・?

リトグラフは、 18 世紀にドイツで発明された版画形式で、水と油 の反発作用を利用して絵の具を付着させるものです。石板や亜鉛板の上に脂肪性の強いクレヨンやインクで描き、版上に化学的処理を施すと、版上の図柄の部分にはインクがのり、その他の部分にはインクがのらないようになります。それに紙を当てプレス機で写しとるとリトグラフの完成!!

他の版画形式とは異なり、凹凸をつくることなく版画ができるところから、平版形式の版画といわれています。現在の印刷技術のーつとして用いられているオフセット印刷は、この平版の原理を応用したものです。

リトグラフの歴史を学んだ後は、武蔵先生の作品を鑑賞。

学生と意見交換しながら、作品解説や思い出話などを交えて楽しいヒトトキ☆

受講した学生のみなさん、リトグラフについてより興味を持ったようです。


版画概論 -長岡先生-

気がつけば、もう7月ですね〜
今年は節電の夏です!
電気が使えなくなると、想像以上に色んな事が不便になります。
できるけ、少ない電気量で暮らす努力が必要ですね。

今日は少し前の事になってしまうのですが、
6月のある日のこと。

去年、版画コースを定年退職された長岡先生版画概論に来て下さいました。

銅版画の歴史、技法について、また作家紹介などの講義授業です。

先生の作品も見せて頂きました***

彼が食入るように見つめている物は…

コレ!


先生の銅版!!

キレイですね〜☆

版面がメッキされています。
<版の強度と保存のためにメッキ加工が施されている>
を見せてもらえる機会は貴重です。

版画コースの卒業生の作品も沢山見せてもらいました。

中には先生へのプレゼントとして銅版画やコラグラフが製本された物もありました♧

制作にまつわるおもしろエピソードを聞かせて頂き、和やかムードでした^^

長岡先生、ありがとうございました!
また、先生のお話を聞かせて頂ける機会を楽しみにしてますっ!

- 版画概論 -熊谷誠先生

5月16日。この日の版画概論は

銅版画を担当されている非常勤講師の熊谷 誠先生にお越しいただきました。

銅版画の道具から自作と作例まで。丁寧に講義していただきました。

色々な銅版画の道具。

右からルーレット、ニードル、スクレーパー、バニッシャー、ハーフトーンコーム

などなど。


使用方法を実演中。

熊谷先生 ありがとうございました!



しっかり講義もあります!- 版画概論 -

版画コースで行なっている講義系科目

版画概論の様子をお届けいたします

この授業では、毎回、版画技法を使って制作をしている作家をゲストに、技法や、自作について講義をしていただいています。

4月25日(水)に来ていただいた先生は、紙造形を担当していただいている非常勤講師 福岡舞子先生

まずは、紙の歴史から紙の作り方まで、丁寧なレクチャーをしていただきました✍

授業の終わりには、福岡先生の紙造形作品を見せていただきました。

紙造形作品の表面。凹凸に見えるものは、フラットに漉きあげた紙を針等で毛羽たたせているそうです。

匠の技!!

福岡先生は、2回生後期の紙造形授業で指導されます。