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京都精華大学 版画コースのブログです。 版画コースの授業やコース関係者の展覧会情報、様々なイベントをご紹介します。また、版画技法についても簡単な説明をしています。

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『1回生の授業風景』カテゴリーの投稿一覧

クリスマス直前なので

☆こんばんは★
2010年最後の授業でした。
年末らしくスタジオの大掃除大会がありました。
その様子はまた後日お知らせすることにして、
      
  

✩1回生立体基礎で披露された光の作品をお届けしまーす✩ 
   

どうです?
✧✦いつもの大階段が姿を変えました✦✧

  
✽✽水面にうつる光も美しい✽✽
   

光ものって、
✽空気が澄んでいる冬は更に栄えますよね✽  
   
     
★ハンガファッションチェック★第11弾★

❉ チェックガール ❉

  

某デパートっぽでしょ!って言ってましたが

ゼンゼン!

セットアップかわいい♡

空間(場)を考えて

☂今日は寒雨ですね☂


まばゆい植木
   
一見、何の変哲もないですが・・・
 
作品化されてます!
   

プラン
   

植木の枝を幾つかに束ねる。
普段に見えない壁が見えたり、枝が妙に密集したりさせたい!


量もあるので想像以上のチカラがいる。

大学に許可を得たりしないといけなかったり、

スケ−ルが大きかった事もあり、

みんな、応援してました^^ 

合評。
  

いつもの木のイメージが何気に変わったのでは!?

   

コチラは「遺跡のような物体」をつくりたい!

レンガを成形するため、

ノミで奮闘☄☄☄

こういう作業って無心になれる感じでいいですね〜

仕上がりは小川に設置

時間の経過に伴う変化が見たいです。

が、

長期設置は難しいかもしれませんね

絵のような

こんばんは。
先日、パブロ・ピカソの未発表作(絵画やコラージュ)271点が南仏で発見されましたね。
本物であれば総額6000万ユーロ(約66億円)相当とされているそうです。
ピカソは作品数が多い事も有名ですが、どんな作品なのでしょうね、気になります✰ 
   
1回生/モノタイプ

前回、単色刷りの様子をお送りしました。
<9/23>
   

今はどんどんと多色刷りの作品制作をしています✬
  

アクリル板に油性インクで絵を描く用にイメージを作ります。 

筆、ローラー、布、爪楊枝、綿棒など、いろいろ使える

こんな感じに。

マスキングをすればイメージのまわりをシャープにできますね

エッチング用プレス機の圧力の調整をなさっている集治先生

湿らせた紙をおき、当て紙をして、プレス機を回す。

ほら!アクリル板に描いた通りに紙に写し取られるでしょ^^

ドライラックで乾燥

重なる色

本日から師走
もう2010年も僅か1ヶ月です!
何だかそわそわする!!
   
1回生/木版画基礎

多色刷りをするという事で、
版木へのトレース
  
色の重なりを考えて版を分ける。   

彫る。

摺りデモ

ぼかしのやり方もレクチャー

川端先生の作品。

✲1版づつ重なっていくにつれ、版画ができていきます✲

あてなぼかし:1つの色がだんだんぼけて透明になっていく。(色絵の具〜水)

自由なカタチにぼかす事ができます。

  

色から色への<つけ合わせぼかし>というのもある。

摺る際に紙は水で湿らせて、新聞紙に挟んでおく。

ぼかしが成功すると、

とってもきれいです。

やわらかい表情も出てきますね。

バレンで摺る。

和紙が傷むので、当て紙をした方が良いでしょう。

思い通りに摺るのは難しい。。。

「最近どう?」

3版〜4版に分けた版木と作品

まだテスト

本摺りをしたら水張りをして完成です!

きっと一番知っている


この写真を見ただけで
何の実習か想像できるのではないでしょうか?
   
そう、

板(版木と言います)に描いたイメージを彫刻刀などで彫ってつくる
木版画’です。
きっと、小学校や中学校で一度はした事があるのでは?
   
☩1回生がその基礎実習に取り組んでます☩

 

彫りが済んだら摺り
   

版木に水を含ませてから
   

墨を置き、

を少量置き
(紙への定着をよくし、ムラになりにくい。

糊を入れない、もしくは少ないとゴマ刷りと言って、色面にポツポツとした白い斑点のようなものができた状態で刷り上がる)

   
丸刷毛で全体にムラなくのばし、バレン(ジグザクや円を描くような感じ)でこすって写します。  
丸刷毛は:馬の毛などでできた腰があって絵の具と糊を素早く混ぜてのばせる。

試し刷りをしてみて、
更に彫りを加えたり、様子を見ながら作品へしていきます。
   
まずは単色刷り、
次は多色刷りをします!

合評と展示

♻本日はリサイクルの日<10が一回り、20が二回りということの語呂合わせ>だそうです♻
  
リサイクルと言えば、
版画コースでも、‘エコ’を考え
✤使用済み物品を使った版画をしています✤

  
それが✱コラグラフ✱
「コラージュ」(貼り絵)する版画というような意味で、
版材となる材料に色んな素材を張り付けたり、ニスやジェッソを塗ったりして版面に凹凸をつくり、
それを刷る版画。凹版部/凸版部、それぞれにインクをつけて刷ることができる。
また、一度刷ると、同じものを刷る事が難しいのでモノプリントに分類されるでしょう。
    
1回生の授業では、
主な版材をオフセット印刷で使用済となったアルミプレートとして、
それを自由な形にハサミ、カッターで切り抜き、版を作り、複数のパーツを組合せて画面構成を試みました。

 
昨日今日はその合評会
  
個人合評の様子

✴ドライポイント、コラグラフ、沢山の作品を作りました✴
  

クラスメートの合評を聞く。
そして、 
自分の番を待つ。
   

この中の✶イチ押し✶を展示します。
      
    
グループ制作合評の様子

“Reborn”
   


“干支+αをモチーフにしたキャラクターによる絵本”


“飛出す絵本”


個人より、和やかな感じで行われてました☺  

   

展示


今日から10/27迄 対峰館2F T-205付近に展示しています。
✤皆さん、ゼヒ観てください✤

10人よれば

今日はボリューミーに1回生/コラグラフをご紹介しますよ〜!
個々の制作に加えて10人程でグループ制作にも取り組んでます。
   
<チームB>

“飛出す絵本”
みんなが知ってる色んな‘お話’の詰め合わせ。
1ページ毎に担当を分けて制作。

飛出す絵本は初めてなコが多く、
〷 最初は四苦八苦 〷
  
がんばれ〜⚑
   

口からお皿が出てくる仕組み
ちょっとカタチになりつつある。
     

パーツに合わせたコラグラフ
✦✧色が入るとわくわくしてきます✧✦
   

合体させていかねばっ!!


おぉっ!
✬白クマだ✬
かわいい^^
いつの間にか大きなものもできてたのですね。
でも、本に入る時はどうなるの?楽しみ〜♪  

<チームC>

“干支+αをモチーフにしたキャラクターによる絵本”
それぞれが干支仮面を作る➩
それを冠り、ストーリーに沿ったポーズで撮影➩

   

撮影したキャクターをパソコンで編集➩プリントアウト
   

上手くいってるか心配そうにプリンターを覗き込む。
  
この後、
キレイにプリントされて喜んでました^^
      

各ページコラグラフが刷られ、キャラクターも配置★☆
1枚づつ繋いで本に✩★   
   

ケースも可愛く立派に!   
   

<チームA>

家で使わなくなったものをコラグラフを加えて
“Reborn”
   

ex.こんな風に着なくなったTシャツにプリント
   

コラグラフ&刺繍
えらく考え込んでそうな感じ。。。
どうしたの?
   

で、このレシートの山は何!?!?!?

  

❋合評は明後日、水曜日❋

版を組み合わせる

こんばんは★
先週、✧ノーベル化学賞✧に、有機化合物の革新的な合成法を開発した北海道大の鈴木章名誉教授(80)米パデュー大の根岸英一特別教授(75)、米デラウェア大のリチャード・ヘック名誉教授(79)の3氏に授与されましたね✦
皆さんおめでとうございます!
残念ながら専門的な事は全く分かりません。。。
でも、この開発により医薬品、化学繊維、液晶などの材料の人工合成を可能にしたそうです。
鈴木さん、根岸さんはもちろんのこと、これには多くの日本人研究者が活躍してらっしゃるそうです!!
スゴイですよね★
   
   
今日は1回生/コラグラフの続編<9/27>
  

作れた版にインクをのせ、余分なインクを拭取る。
まずは寒冷紗。
次に薄紙。
 

いくつもの版に、たくさんの色をのせるため
インク台は、色で溢れてます
  

ローラーでのせるだけでも(拭取らない版があっても)OK✫
  
次に構成

せっかくのせたインクを指で取ってしまわないよーに
 

鳥がいるようにも見える
  
具体的なカタチがあるもの。
抽象的なもの。
いろいろ

  

出番待ちの版
  
   
   
プレス機で圧力を掛けて刷りまっす!

おぉ!
刷れたぁ✭
  

なかなかキレイな色がでた
  

♣さっき、構成してた版の刷り上がり♣
   
1週間後は✙合評会✙
1回生達、ガンバッテます!

ここから始まる

1回生/立体基礎

まずはアイデアスケッチ、ドローイング、エスキース、
作品制作する上でかなり!✤重要なこと✤


先生に相談しながら✷構想を練る✷

こんな感じ

針金動物?を作ってみました。
小さいと何とかなっても大きくなると厄介です

✄金属を切る✄

1回生/コラグラフ
  

いい顔◎
楽しそうにしてるでしょ^^

 
何をしてるかというと

銅板をイメージサイズに切断しているのです✄✄✄
 
金属カット専用の機械を使います。
とっても便利なのですが、
危険な道具でもあるので⚡気を付けましょう⚡  
 

切る位置は熊谷先生がセット&チェックして下さるので✤安心ですね✤
  
できたら 

〝プレートマーク〟を作ります。
銅版を刷った時にできる銅版画作品独特のイメージまわりにできるヘコミのこと。
印刷の際にプレス機のローラーに版がスムーズに入ること、
強い圧力により紙やフェルトが傷つけ防止のため、
版の端(切断面)に傾斜を付ける。製版前、金やすりで端から一定の幅を斜めに削る。
その後、バニッシャーで丁寧に磨いてピカピカに仕上げます。
プレートマークの幅は3mm、傾斜45度程度にする場合が多い。

   
この銅板はドライポイント制作用です。
 
それと並行して
コラグラフの版作りもしています✳

使用済のオフセット・アルミプレートを主に使います。
✶エコロジー✶

   

プレートを好きなカタチに切り、
叩いて色々な凸凹をつけたり、
   

糊やジェッソなどでテクスチャーをつけたりします✷