ブログ アーカイブ
open all | close all
カテゴリー
open all | close all
ブログロール
自己紹介

京都精華大学 版画コースのブログです。 版画コースの授業やコース関係者の展覧会情報、様々なイベントをご紹介します。また、版画技法についても簡単な説明をしています。

SEIKA HANGA BLOG QRコード
携帯から見る
StatPress
Visits today:
Total visits:

RSSこのブログのRSS

『授業風景』カテゴリーの投稿一覧

一回生の授業へ…ピンホールカメラ

日に日に日が長くなってきましたね。

いつもより光を感じるこの季節(!?)

一回生の授業では光が重要なkeyとなる

ピンホールカメラの授業が進んでいます。

まずはカメラの構造を知るために北野先生のレクチュアから始まります!

教室に設置されたカメラ 覗いてみると 教室が逆さまに!

お手製ピンホールカメラ

インスタントカメラのフィルムをセットして

1回生全員でじっと見つめると…

少しぶれていますが、みんなの像が浮かび上がってきました!

さて隣の部屋では。。

黒いケント紙を切って貼って

真っ暗な部屋をつくっています!

さて何が始まるのでしょう?

真っ暗になった部屋に穴ひとつ

電気を消して目が慣れてくると

ぼんやりと外の像が写り込んでいます。

そう、これがピンホールカメラの原理 カメラ・オブスクラ

wikipediaより✍✍

カメラ・オブスクラとは…

ラテン語で「暗い部屋」の意味。素描を描くために使われた光学装置のこと。

写真術発明にあたり重要な役割を果たした装置で、写真撮影用の機械を「カメラ」と呼ぶのはカメラ・オブスクラに由来する

カメラの原理をしっかり理解&体感し、ピンホールカメラ作製&撮影に挑みます!

どのようなカメラができたかはまた後日ご案内しますね!

大展示!!!

今日は突然の雷でびっくりでしたね。。

どしゃぶり雨のなか、、


版画コースの入っている対峰館は賑やかです!

今日は3回生展示発表の日

各自、自由制作で制作した作品を展示していきます。

作品がよく見えるようにライティングもします…

3F 3回生の展示風景

早速にゼミごとの合評が行われています。

立体作品、アクリル画、ブックアート、ステンシル…様々な技法を使った作品が並んでいます!

自由制作なので、版画技法にとらわれない色々な表現方法の作品が沢山です。


2Fでは。。。

昨日合評を終えたばかりの2回生リトグラフ基礎の作品が展示されています!

リトグラフ基礎の授業では

●石版

●アルミ板リトグラフ(多色)

●PS板

を学びました!


只今 版画コース全館 絶賛大展示中!!

他にも…

1回生『自画像からの展開』2Fエレベーターホール前

4回生『自由制作』3エレベーターホール前

お近くへお越しの際はぜひお立寄りくださいね。

- 版画概論 -熊谷誠先生

5月16日。この日の版画概論は

銅版画を担当されている非常勤講師の熊谷 誠先生にお越しいただきました。

銅版画の道具から自作と作例まで。丁寧に講義していただきました。

色々な銅版画の道具。

右からルーレット、ニードル、スクレーパー、バニッシャー、ハーフトーンコーム

などなど。


使用方法を実演中。

熊谷先生 ありがとうございました!



自分色を作る-素材研究-

一回生の授業。。

この日は素材研究をする日

身近な描画材を作るということで、パステル制作をしました。

講師は伊庭靖子先生 パステルの原料を説明し、身の回りにある描画材に理解を深めてゆきます

パステルとは顔料体質顔料にごく薄い接着成分(アラビアゴム、ゼラチンなど)を加え、練り合わせたものを成型し、乾燥させた描画材です。

15世紀初頭にフランスで発明されました(とっても古くからあるんですね!)


パステルの色の原料となる顔料

この顔料にどんなメディウム油や蝋、アラビアガムなど顔料を固着させる為のもの)を入れるかで様々な描画材が出来上がります。

パステル、油絵具、水彩絵の具、アクリル絵の具、インク、クレヨンなど…(描画材のほとんどが顔料からできているんですね!)


ところで、着色材には顔料染料がありますが、違いをご存知ですか?

顔料とは…着色に用いる粉末でに不溶のもの

染料とは…着色に用いる粉末で水や油に溶けるもの

と こんな描画材の基礎知識を学びながらパステル制作が進んでゆきました。


自分の好きな色を調合し、水とメディウムになるゼラチンを混ぜてゆきます。

それぞれに好きな形、色のパステルを制作

中にはこんなにかわいい形まで!

出来上がったら乾燥をさせます。

個性あふれる色、形のパステルがたくさん並びました!

一回生は、このオリジナルパステルを使って裸婦デッサンやドローイングを描いていきます。

自分で作った描画材で描くのは格別ですね!どのような作品が出来上がるか楽しみです!

しっかり講義もあります!- 版画概論 -

版画コースで行なっている講義系科目

版画概論の様子をお届けいたします

この授業では、毎回、版画技法を使って制作をしている作家をゲストに、技法や、自作について講義をしていただいています。

4月25日(水)に来ていただいた先生は、紙造形を担当していただいている非常勤講師 福岡舞子先生

まずは、紙の歴史から紙の作り方まで、丁寧なレクチャーをしていただきました✍

授業の終わりには、福岡先生の紙造形作品を見せていただきました。

紙造形作品の表面。凹凸に見えるものは、フラットに漉きあげた紙を針等で毛羽たたせているそうです。

匠の技!!

福岡先生は、2回生後期の紙造形授業で指導されます。

摺師として生きる

先日、伝統木版画摺師をされている卒業生平井恭子さんにきていただき、

浮世絵を一作品摺り上げる工程を見せていただくワークショップをしていただきました。


平井恭子さんは版画コースの6期生です。(今の1年生は25期生)

卒業後14年間も伝統木版画摺り工房 佐藤木版画工房に所属され、国内外で活躍されています。

先日も、タイ、ミャンマーで木版画摺りのデモンストレーションをされてこられたようです!!

女性の摺師さんはとても少なく、京都でも3人しかいないようです。

道具を紹介してくださっているところ


浮世絵は、たくさんの版が重なって出来上がっています。

分かりやすいように足していく版のみを摺ったものもご用意いただきました。(☝右)

ひとつの版でも、①全面を均一にする→②ぼかしをかけて摺る

といったように、とても繊細にイメージが摺り上げられてゆきます。

北川歌麿の美人画『北國五色墨・切の娘』を摺ってくださいました。

表情のある美人画を摺るのは特に難しいとのことで、

同じ版木を使用しても摺る人によって全く違うものができあがるそうです。

技術を習得する為には長い年月が必要とのこと…

普段使われている水桶や筆、バレン、重石などもこの日の為に持って来てくださいました。

この手前の銅製水桶は、あいた穴をついで使われていたり、道具ひとつにしてもとても大切に使われていました。

ワークショップの後は学生たちから質問がたくさん

普段どのように摺っているのか とか

浮世絵のエディションはどうなっているのか とか

印象的だったのが、

昔に摺られたものをみて、学ぶことはありますか?という質問に

『学ぶところはあるけれども、全く同じに摺っている訳ではないんです。

現在に求められているイメージに摺り上げています。でも、摺師の個性を出してはいけない。

伝統ってその時代に求められているものによって日々進化していっている。』

興味深いお話をたくさん聞かせていただきました。

平井さん貴重な時間をどうもありがとうございました。








始まりました!

本日より、後期の授業が始まりました!!


1回生はコラグラフとエッチングの授業が、

2回生はシルクスクリーン基礎の授業が、

3・4回生、院生はゼミごとの自由制作がスタートです ⚐


2回生のシルクスクリーン基礎の授業風景。

シルクスクリーンで使用する紗を張替える為、ふるい紗を剥がしています

新学期、紗の張り替えで心機一転 ⚀⚁⚂⚃⚄⚅…

授業の様子は、また後日 紹介します!

後期からもどうぞよろしくお願いいたします!!





今後の制作につなげるべく 授業紹介

まだまだ暑い日が続きますね。

前期に紹介しきれなかった授業の様子、

本日は、清水穣先生担当4回生の授業を紹介します。

清水穣先生は『美術手帖』、『ART iT』といった美術雑誌に寄稿されたり、

ゲルハルトリヒターの写真論を翻訳されていたり、また、現代音楽の評論家であったりと、多岐に渡り活躍されている先生です。

清水先生の授業では、これまで制作をしてきた作品をみてもらい、

今後の制作につなげるべく、コンセプトや、作品の見せかた、制作の進め方にもアドバイスをいただける授業です。

そして、授業の最後には、いただいた意見をもとに制作した作品を再度プレゼンします。

学生は、作品をしっかりみていただけるように、個展形式で作品展示をします。


描きためたドローイングをみていただいています。

今後の方向性について意見をいただいているところ…

緊張した面持ち…

時には、展覧会場の作品の前で授業が行われたり…

版画の先生とは違った角度からのアドバイスに、学生は少し緊張しながら受講していました。

清水先生の授業は、客観的に自分の作品を考えることができます。

4回生は、後期になればすぐに卒業制作がやってきます。

その前に、しっかりと今後の制作の方向性を考えることが必要な時期。

後期の制作にむけて、受講者の皆さんにはとても良いきっかけになったようです。

向きがあるんです!!BOOK ART

版画コースの授業の中で、人気のある授業内容のひとつ

2回生 ブックアートの授業

担当をしてくださるのは、製本を教えてくださる藤井敬子先生と、

イラストを担当してくださるマツモトヨーコ先生です。

授業では、まず、製本の基本から学ぶため、いろいろな本の紹介から始まります。

そして、本の構造をしっかり学びます

繊維の方向によって紙には向きがあるんです!

紙を曲げてみて、抵抗の違いで繊維の方向を確認します。

まず、一作品目は折り本の作成。

紙を折るときは、定規を添えて、ヘラで折り筋をつけ、

裏から紙を起こすようにするときれいな折れ目が出来上がります。

ひとつひとつの作業が出来上がりに大きく影響してくるんです!!

みんなで紙を切っているところ。

慎重にあわせて…

表紙の台紙の大きさに合わせて紙を折ってゆく。

きれいに折れました!


さて、どんな内容が描き込まれるかはお楽しみ!

また 紹介いたしますね!



◒光、一点より ◓

一回生の教室に巨大な枠が運び込まれました!

これはルクスクリーンを刷る為の巨大スクリーン枠です。

? ? ?

何が始まるのでしょう?


部屋を真っ暗にして、、

小さな穴一点より外の光を取り込む


スクリーンに外の光景が映りました。

これはカメラ・オブスクラの原を、理解する為の授業風景。

壁一面に緑が映り、風で揺れているのがわかります。

外を歩いている人までもが映り… 感動的な一瞬でした。



カメラ・オブスクラとは…

風景画や素描を描く為に使われた、光学現象を利用した装置のこと。

ラテン語で暗い部屋という意味で、中を真っ暗にした部屋くらいの大きさの箱を用意し、

小さな針穴を開けると光が穴を通り、穴と反対側の内壁に外の光景が映るというものです。

フェルメールやダゲールなどの画家もカメラ・オブスクラの装置を使って描いていたそう。


一回生は、ピンホールカメラの授業にはいりました。


ピンホールカメラとは…

レンズを使わずに針穴(ピンホールを利用したカメラ。

カメラ・オブスクラの原理を利用して、箱の中に印画紙を張り、

針穴(ピンホール)から入ってきた光を印画紙に焼き付けます。


授業では各自ピンホールカメラを作り、撮影、現像をします。

どんなカメラが出来上がるのか、どんな像がプリントできるのか、続きはまた後日…