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京都精華大学 版画コースのブログです。 版画コースの授業やコース関係者の展覧会情報、様々なイベントをご紹介します。また、版画技法についても簡単な説明をしています。

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『2回生の授業風景』カテゴリーの投稿一覧

シルクスクリーンの授業

こんにちは!昨日の2回生シルクスクリーン合評会の様子お届けします!

2回生は、10月から毎週月曜、火曜日はシルクスクリーンの授業(芳木麻里絵先生、伊庭靖子先生、加納俊輔先生)を行っていました。

この授業では、まず自分の版の紗張りからスタート!!☁︎☁︎☁︎金属の枠に接着剤を塗って、紗をテンションをかけて、張っていきます。

原稿は、手描きのものとパソコンを使って出力したものを制作しました。

刷りの作業は、協力しあいながら進めます。思考錯誤しながら、回を重ねるごとに、段取り良く刷れるようになっていました!☺︎

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そして約2ヶ月間かけて制作した作品の合評会。

それぞれが作品についてのコンセプト、工夫した点などを話します。

先生からも様々な意見をいただき、必死にメモを取る姿が印象的でした。次回の制作に活かせるといいですねー!!

完成した作品を何点かご紹介します!

◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯

2回生は来週から、紙すき+木版画応用+小口木版画の授業が始まります!

その様子またお届けしますー!


今週末はオープンキャンパス!

こんにちは。暑い日々が続きますが、皆さん夏バテなどになっていませんか??

版画コースの学生たちは、今週は合評会ウィークでした

まずは、1回生

前期の後半に制作したコラージュや、ポリマー版画、シリコンドライポイントなどを展示。

工夫した点、難しかった点などをそれぞれに話していました。

2回生は、イラスト&ブックアートの合評と銅版画&ペン画の合評。

それぞれに工夫された面白い本が勢ぞろい。

3回生は、各版種ごとのゼミに分かれてから初めての全体合評。

先生方や学生の前に立ち、コンセプトなどを話します。それぞれの技術も上がってきていて、これからが楽しみです!

4回生は、大型の作品もちらほら。卒業制作に向けての話も先生方から出ていました。あと、半年で作品がどう変化していくのでしょうか??

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そして、今日はみんなで大掃除をしました。テスト期間が終われば、夏休み!学生の皆さん、おつかれさまでした!!

夏休みいろんな経験をして、後期からの制作に活かしてくださいね。いろんな話が聞けることを楽しみにしています◯

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そして、そして今週末、土日はオープンキャンパスです◯◯◯◯◯◯

版画コースでは、暑い夏にぴったり、「シルクスクリーンを使ったうちわ作り」 と「写真を使ったノート制作」のワークショップを開催します!

他にも、先ほどご紹介した各学年の前期の作品を展示していたり、AO入試に備えた「AO入試対策講座、紙すきと銅版画」模擬体験も。

個別相談会も随時開催していますので、AO入試を考えている受験生の皆さん、作品を持参してお越しください!

当日は、在学生もいますので、大学生活のことなど、直接聞いてみてくださいね。

お待ちしてまーす!!

オープンキャンパスの詳しい内容はこちら

(コイデ)

ブックアート&イラストの授業

こんにちは、雨の日が続きますね

梅雨明けまで、もう少し!!

今日は2回生のブックアート&イラストの授業の様子をお伝えします

この授業では、2冊の本を制作します。

一つ目のテーマはマイブック。

自分の考えていること、すきなこと自己紹介のような内容の本を制作します。

もう一冊は、連続性のあるもの、もしくは、絵と文のあるものを制作します。

毎年オリジナリティのある本が生み出されるこの授業。今年の2回生はどんな本を制作するのでしょう??

授業にお邪魔しました。

彼女が描いていたのは、ゴリラのイラスト。1枚1枚丁寧に色をつけていました。

大胆に色を置いていますねー、近づいてみると陸上競技のイラストが、

本になった時どんなストーリーになるのか気になります!

撮影した写真を見ながら、たくさんの色鉛筆を使って描いています。

生まれ育った場所の本を制作中だそう。きれいな海が見える場所なんですねー☺︎

こちらの彼女の折本の白い迷路のような部分、よく見ると描いているのではなく、

紙を切り抜いたものを青い台紙に貼っていました!細かい!

こちらは毛糸と格闘中。どんな風にこの毛糸を使うのか、、、楽しみです!

他にも、気になるイラストが。バームクーヘンが苦手な彼女。確かにバームクーヘンのイラストは

苦手な感じがでていますね、お隣のカステラはおいしそう!

どんな内容になるのでしょう☺︎

◯◯◯◯

来週からはいよいよ製本作業に移ります。

一枚ずつの絵がページになってストーリーができると、また見えかたも変わってきますね。

また続きお伝えしますね

(コイデ)

さいきんの2回生

こんにちは!

今日は雨ですね、、

雨の日はコース内も少し静かな気がします。

2回生の最近の授業の様子お伝えします!

2回生からは各工房で、様々な版画技法を習得していく授業があります。

工房では、他の学年も制作しているので、先輩の様子を見ながら,時には教わりながら、コミュニケーションをとっている様子をよく見かけます。

なので、版画コースの学生は学年関係なく仲良し☺︎ときには後輩の熱心な制作態度を見て、気合を入れ直す先輩も、、

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まず2回生が取り組んだのは、リトグラフ。(月曜・火曜)

こちらはアルミ板使っての制作の様子。ローラーを使ってインクをのせていきます。ローラーは重いので、体力勝負です!

滝野先生に教えていただきながら、インクをのせた版をプレス機にのせて、余分なところをきれいに。

ここからいよいよ刷りに入ります。

うまく刷れたでしょうか?版画作品は紙をめくる瞬間が一番どきどきします。

こちらは石版石をつかって制作中。衣川先生がデモストレーション中。

丁寧に仕事を進めていきます。

そして出来上がった作品を展示し、合評会。

1人ずつ自分の作品について発表していきます。技術的なことはもちろん、どんなことを考えて作品を作ったのかなど説明します。

作品を作るだけでなく、人の作品を見ること、考えを知ることもとっても大切な時間です。

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そして水曜日は銅版画。1回生でも銅版画の授業がありましたが、2回生の銅版画はエッチングです。

「腐食液につける」という工程が入るので、1回生のときよりも少し難しくなります。

まずは銅版をひたすら磨くところから。

どんな作品ができあがるのでしょうか。水曜日の授業は、昨日からペン画に。

ペン画と銅版画。どちらもとても緻密な仕事が必要になってきますが、直接描いたものと版で刷ったもの。

2つを体験することでその違いを感じてもらえるのではないでしょうか?2つの作品を並べての合評回はペン画が完成した後に。

その様子はまたお伝えしますね。

そしてこちらは、ペン画授業初回の様子。

二階先生のペン画作品を見せていただきながら、制作のお話などを聞いています。

先生の作品はとても細かいので虫眼鏡をつかって鑑賞。

学生からはため息が漏れていました。こんなん描けへん、、、、

悩む前に手をうごかして!!

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そして毎週木曜日は、写真の授業。

フィルムカメラをつかっての撮影から現像までを行います。

毎年、この授業を終えたあと版画コースの学生はカメラを持ち歩く率がグッと高くなります。

携帯でも簡単に撮ることができるけど、やっぱり丁寧にシャッターを切るっていいですよね☺︎

皆同じ方向を向いていますが、その視線の先には時計が。

何をしているのかというと、秒数を計っています。

フィルムを現像するためには様々な薬品をタンクに入れていきます。

秒数を間違えると現像が失敗してしまうので、皆秒針を見つめて時間を計っているのです。

そして時間がきたらタンクを振ります。これを何度か繰り返すとようやくフィルムの完成。

ここから印画紙に焼き付ける工程を経て、写真は完成します。

この続きはまたお伝えしますね

2回生は色々な授業がありますが、失敗を恐れずにいろいろ体験して、自分に合ったものを見つけて制作に励んでくださいね!

(コイデ)


デザインの授業

先週のブログでは作品を言葉で説明する授業についてお伝えしましたが、

今週は2回生のポートフォリオ制作の授業とCG基礎の授業を合わせて紹介します!

例えばどこかのギャラリーで展覧会をする時や、就職活動の時など過去に制作した作品を人に見せる機会があります。

でも、全ての作品を持っていくのは難しい。。

そこで1冊のファイルにまとめて、そのファイルを持っていきます。

ポートフォリオの授業では、このファイルを作るために必要な撮影の方法や画像編集の方法を学びます。

まずは、スタジオで自分の作品の撮影からです。ライティングのしかたによって作品の見え方も随分変わるので、

色々な技術を学んで作品にぴったりの方法を探します。

撮影した写真データをパソコンに移して、今度は画像編集を行います。

その後はプリンターを使って紙に出力し1冊のファイルを完成させます。

そしてこちらはCG基礎の授業。この授業では、パソコンの仕組みからデータ保存の方法といった基礎的なところから、

色々なソフトを使いこなして、自分の名刺やポストカードといったものをデザインします。

この日はイラストレーターというソフトについての説明が行われていました!

手描きのイラストを読み込み、その上にパスを取っていきます。

この2つの授業を受けることで、最初は全くパソコンが苦手だった学生も、自分の展覧会のDMをデザインしたり、

ポートフォリオを制作したりと、使いこなしている学生が多いように感じます。

また続きをお伝えしますねー!

2回生シルクスクリーンの授業

今日は2回生の授業の様子をお伝えします◯

2回生の後期は、シルクスクリーン、ポートフォリオ制作、CG基礎、紙すきなどなどの授業がありますー✌✌

まずはシルクスクリーンの授業の様子です担当頂くのは、濱田弘明先生、伊庭靖子先生、芳木麻里絵先生です。

まずは、毎年恒例の「紗」の張り替えからです!

シルクスクリーンでは、プリントしたいイメージをスクリーンに焼き付けることで版として使用することができます。

そのスクリーンの事を「紗」といいます。

この授業では、古い紗を枠から外し、新しいものを貼るところから始まります◯

左:古い紗をはがす       中央:枠に接着剤を塗って1日乾燥  右:新しい紗を張る

紗枠の準備が出来たらグループに分かれテストピース制作に取掛かります!今年は池垣先生の写真を使用しています。

原稿が出来たら、

刷り作業です!

チームごとに制作した池垣先生のテストピースを展示して、、

発表会が行われました。どんな描画材料を使ったのか、工夫した点などをチームごとに発表していきます。

出来上がったものを見ながら、自分の作品に活かせそうな材料や工夫が見つけられたでしょうか?

来週からは各自の制作に入っていきます。

またその様子お伝えしますねー!!!

製本作業

先週お伝えした2回生ブックアートの授業。

今日は、前回の授業で描いたイラストを本の形にしていきました◯

その様子をお伝えします

描いたイラストに

筆で糊を塗って、和紙を張り付けていきます。

こんなかんじ

糸で縫いつけていく穴の位置にしるしをつけます

しるしに合わせて目打ちで穴を開けていきます。

ページの順番を間違えないよう丁寧に縫っていきます

完成!!

どんどんとそれぞれの形の本が出来上がってきています


またこの授業で出来上がった色々な本をお伝えしまーす!




イラストを描く

2回生では、ブックアートの授業がはじまりました

この授業では、自分で描いたイラストを様々な製本技術を使って、本を作ります。

毎年とてもユニークな本が生まれています。

イラストをマツモトヨーコ先生、製本を藤井敬子先生にご担当頂きます

早速授業の様子を覗いてみました!

イラストを描いているようです。近づいてみると、、

こちらは本になった時のページの構成を考えているようです◯

どんな本になるのでしょうか??

また続編お伝えしまーす

2回生授業リトグラフ!!

今日はとても暑い一日でしたねー☀☀

学内でも、半袖姿の学生がちらほら


さて、今週の版画ブログでは、2回生の授業の様子をお伝えしようと思います☝☝☝

2回生では、様々な版種の基礎+写真、CGなどたくさんの授業があります。版画コースで学ぶ4年間の中で、もっともたくさん授業がある学年かもしれません!

まずは、最初はリトグラフ基礎 の様子からです。

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この授業では、クラスで半分ずつグループに分かれて石を使うリトグラフとアルミ板を使うリトグラフを学びます。

リトグラフってなに?という方はこちらをごらんください。

まずは、授業の始め、リトグラフとは?なんぞや? 先生のレクチャー

学生達は緊張の面持ちで先生のデモストレーションを見ていました。

なんだか、むずかしそう、、、そんな気持ちが伝わってくる表情、、、

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でも、2週間後の今日、工房を覗くと

学生達はドンドンと制作に励んでいました!

頼もしい!!!♘♘

さすがは2回生、試行錯誤しながら技術を学んでいるようです。


リトグラフの授業を担当頂いている山内先生と衣川先生に

メッセージを頂きました!!

山内先生            衣川先生

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山内先生

リトグラフは化学反応を利用した版種なので、刷るまで失敗が目に見えず分かりません。少しとっつきにくいかもしれませんが、手順をしっかり覚えてください◯

衣川先生

リトグラフ基礎では、古典的な技法から写真製版を使った現代的な技法まで幅広く学ぶことができるので、楽しんで制作してもらいたいと思います。

ドローイング感覚が活かせる版種なのでおもいっきり版に向き合ってほしいと思います。

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とのことでした◯

2回生の皆さん、楽しんで制作に取り組んでくださいね

スタジオ撮影

2回生の授業

後期はポートフォリオ制作が始まっています

ポートフォリオに必要な作品写真を

版画コース専用の本格的なスタジオで撮影します。

まずは北野先生による撮影に必要なレクチュア

光の種類、光の質、色温度、ホワイトバランス、などなど

ストロボ撮影で使うアンブレラ

北野先生、さすが!似合います〜^^

ジェネレーター。ストロボの発光に必要。光量の調整などをしています

撮影時に大切なカメラやライトのポジション

撮影する作品(平面)の位置は、どうするか。

高さも考えないといけませんね。

水平垂直にも気を付けて。

作品が置かれる壁に立って、位置の調節中。

それができたら、

露出計光の量や、光の当り方のバランスもチェック。

カメラに光の種類、感度、シャッタースピード、絞り、、を設定し、

いざ撮影です!!